【試合後インタビュー】5月7日(日)香川VS熊本8回戦を終えて(香川篇)(5月8日 香川ファイブアローズ)

 
ジョー・ナヴァーロ香川ファイブアローズHC:

向こうに先行された試合だったが、第4Qとオーバータイムで我々のディフェンスが向こうを勝ることができて、そこからしっかり走ることができた、ディフェンスが勝負のカギだった。ビュートラック選手に3Pを決められてオーバータイムに行った後も選手たちにはディフェンスが試合のポイントだと伝えて、それに選手が答えてくれた。
この試合を迎えるにあたって、どんな試合になるか分からないというのが正直なところだった。エースのタプスコット選手が今日試合に出られない、全く違うチームとして戦わなければならない中で、チームが一丸となってディフェンスを頑張ってくれたのが結果として出た。
対戦相手もレジー選手や中西選手、神原選手ら主力が出られないなかで、そういうチームを相手にするのは難しい。自分たちがスカウトをしていない選手が出てくるというところは難しいが、選手たちに伝え、どんなことがあっても負けてはいけないとう声掛けをして挑んだ。

―1年間を振り返って
チームは2カ月前とは本当に違うチームになれた。島根から1勝を奪ったところから先はほぼ一勝一敗ペース。この西地区は強いチームが3チームあり、その中でここまでできたことは選手たちがよく頑張ってくれたから。フルコートプレスディフェンスで戦うことに自信をもち、自分たちのカラーとなるのに2カ月かかった。苦しい時期を乗り越えながら、最後の1カ月は違うチームとなれて、コーチングしていて嬉しかったし、選手たちを誇りに思う。
ユニークなチームだった。プレーオフ進出がたたれ、諦めて緩んだプレーをする選手がでてもおかしくない中で、林太郎主将がそこを救いリーダーシップを発揮してくれて、プレーオフを争っているかのようなチームとして戦い続けてくれた。

―今季を振り返って
自分たちはプロとして毎日、毎試合、毎練習よりよいチームを目指していかなければならないが、このチームは最後の最後へ向けてベストのチームになっていき、ベストの試合をしてくれた。このチームで戦えて香川が大好きになったし、チームの皆のことを兄弟と思えるほど。一緒にできて良かった。

―新しいリーグをどう感じたか
今年Bリーグが始まって、システムが変わり、素晴らしいシステムになったと思う。入れ替えのシステムはあるべきだと思うし島根がB1に行くのは正しい。B1とB2でそこまで大きな力の差はないと考えていて、島根も十分にB1で戦えるのではないかと思う。

―西に強豪が集まる不均等さについてひとこと
新リーグ1年目というところ。どのチームがどう上がってくるかは分からないし、自然に調整されてカンファレンス間の差は調整されていく。今年はリーグの中でベスト3がカンファレンスにいてそのチームと6回以上づつ戦わなければならない、苦しいスケジュールだったが、最後の2カ月に関しては五分に戦えた。自信につながるし、このチームと選手たちがここで戦えることを証明した。

―ファンへ
ファンがいなければチームは存在意義がない。ファンあっての我々だ。皆さんの前でこのような試合を見せられてよかった。我々の1年間やってきたディフェンス、一生懸命やること、すべてをささげてプレーすることを見て頂けたのが嬉しく思う。
アリガトウ。

徳永林太郎主将:

有終の美で、最後勝利できて、あの雰囲気で勝利を勝ち取ることができたのが良かったです。嬉しいです。

―どういう価値を持つ
お客さんが純粋にバスケットが楽しいなって思ってくれたんじゃないかと思う。今はオフに入るのがすごく寂しいですけれど。また、こうやって1ページ1ページ歴史をつなげられることがいいチームを作るステップだと思います。
今シーズンもすごくいいシーズンだったと思います。

―オフはどう過ごすか
今のレベルに満足してしまったらそこで終わると思うので、個人的にどれだけこのオフシーズンにステップアップできるか、いい時間だと思います。普段できない基礎的なことをここで上達すればゲームに生きてくるので貴重な時間になります。

―どういうチームだったか
普段試合に出られていない選手が集まって、試合を経験してステップアップしていく選手がいっぱいいましたし、噛み合ってくれば強豪チームにもしっかり戦えるチームだと思っています。今のチームに足りないのは自信じゃないですか、自信がもてるようになれば変わってくると思います。

―主将として
大変でした。勝てていないというところがモチベーションを保つのがすごく苦しかったし、特にホームで勝てていないというのがあったのでお客さんにとっては見に行ってもどうせ負けるんじゃないかと、勝っているチームを応援したくなるのは当たり前のことなので。今日は勝てたという事がすごいチームにとっての一歩だったんじゃないかと。

―ブースターさんに声をかけるとすれば
休ませてください(笑)。僕はべつに何もしていないですし。本当に応援してくれた方には感謝したいと思いますね。香川がB2でできるのは絶対に応援してくれる人がいるからこそこういったゲームができますし、香川はB1で地元に愛される球団の理想が実現できる場所だと思いますので、1年1年積み重ねていければ。

近忍選手:

個人的な気持ちなんですけれど、最後の試合、何も考えずにやっていました。一つ一つのプレーを感じた通りに思った通りにやっていました。それだけしかないです。

―結果としてでましたね
チームのみんなが同じ方向、同じ目的をもって、勝つ目的だけをもって全てのことに一生懸命戦った結果です。ブースターさんの応援の声、フリースローを外させるときの「ワーッ」という声だったりそういうのが凄く力になって出たと思います。

―プレーに感情がこもっていた
僕のプレーはそういうプレーが多いというか。それが伝わるように心がけているんですけれど。シーソーゲームとかそういう試合は抑えられないくらいの楽しさがあって。ファンの皆さんにものせられて。

―1年間を振り返って
初めての移籍で解らないこととかありましたけれど、一人の選手として扱って頂いて感謝しかないです。こんなに表現して応援してくれるっていうのを感じたことがなかったので。

―来期は
今シーズンよりも体も心も頭もすべてレベルアップして、またこのチームでできることを願って準備してきたいと思います。

―シェイの代わりを意識した?
正直そこは、僕は思ってたんですけれど。そういうのって出るまでは不安もありますし自信がないところもありますけれど。僕が信じているのが、こういうふうに着る物を変えたり、その人のものを身に着けるとかでその人の力が僕にきてくれるんじゃないかと思っていて。それで自信もでますし、それがハマりました。この(シェイの)シューティングシャツはアップの時からずっと着ていました。

―持ってる?
おいしいところもってっちゃいますね。毎回じゃないんですけれど。最後においしいところをもってっちゃうというか。恥ずかしいですけれど。

―85点目のシュートを振り返って下さい
不安だったんですけれど。会場の期待と声と、「イケ」っていう雰囲気で打つしかないと思って。打った瞬間に入ったと思って。そのまま決まって、ベンチを速攻でみて。すごい盛り上がりました。正直うれしかったです。興奮しました。

坂東拓選手:(地元選手で途中加入)

チームがこういう延長戦の接戦を制することができたのは非常に良かったと思っていて。競った時、ぼくらは前半で大量リードをして逃げ切るのが形だったと思います。それを逆にずっとリードされる中で最後の最後に逆転できたというのは今シーズン諦めずにやってこれた結果かなと思います。

―試合に込める気持ちは
この試合だけっていうよりは、いままでやってきたことをまず平常心でやろうと思っていて。先週の島根戦でディフェンスで疲れていた時間帯があって、フラストレーションをためて自分でメンタルを崩してしまったところがあったので、先週の反省点を活かしてやろうと。

―シェイの欠場はどういう影響を
シェイが得点を獲ってくれる大黒柱ですけれど、周りの選手が得点を獲れる能力があるので、プラスに考えて。チームで勝ち取った勝利だったと思います。本当に気持ちが上回った。特別ディフェンス、オフェンス何かをしたっていうわけじゃないんですけれど、気持ちが前面に現れて最後のディフェンスのプレッシャーのかけ方だとかオフェンスリバウンドを取り切る気持ちだとかそういうのが上回った。それを1500人のお客さんのまえで見せることができて良かったです。

―B2リーグでのプレーをどう感じた
スカウトされだしてから僕の3Pを止めに来てるというのは分り切っていて。ドライブはヘルプして止めるというディフェンスをされたので、止められたから3Pを打たないというのではなくて決めきり、3Pに関わらずに得点をコンスタントに挙げる選手になるのが目標なので。もちろんペネトレイトの質を上げるとか、ストップからのジャンプシュートの質を上げていきたい。

―参加した当初を振り返って
最初の試合から不思議と緊張とか不安感はなくて、自信をもっていて。4カ月終わって、まだまだ突き詰める部分は見えましたし、長所としては3Pを警戒してくると思うので、ピック&ロールなどの中で共通理解をもってもっと得点を獲れるという部分を磨いていきたい。

―地元の応援を感じたか
チームに地元選手が加入したという事が知れていって応援してくださっている方が増えていっているなという実感はありましたし、地元に帰ってきてプレーする意味を実感できるようになってきたかなと思っていて。メディアの方には本当に感謝しています。

―ファンには
途中入団で練習回数もすくないなかで思ったように出れないときもあったんですけれど、出てた時は得点をとるという姿勢をみて声をかけて下さったブースターの方々っていうのは本当にありがとうございますと伝えたいです。

―過去ベストと比べて今の立ち位置は
過去どうだったかとは全く思ってなくて、いかに現状から上に行けるか?相手がどうとかでなくて、自分だと思っていて。100%というよりは現状の自分をレベルアップしていく思いでやっていますので、過去に比べてどうとかいうのはないです。

 

チェハーレス・タプスコット選手:(得点王が決定)

試合は、自分達のビッグマン2人が頑張ってくれた。オフェンスでもディフェンスでもペイントを支配してくれたことでここまで戦えて勝てた。シーズンはこのチームの皆でプレーすることを楽しめたし、球団と香川の人たちは素晴らしく、1年楽しく過ごせた。まだまだ可能性に満ちたチーム、終わりが来るのは寂しい。

―ベンチにいないことをどう感じた
自分自身チームを鼓舞しなければと思っていたんですが、素晴らしい雰囲気の中、素晴らしいバスケットの試合、クロスゲームの試合、最高のゲーム。プロ選手として求めている景色。その最高の状況の中でベンチにいれないことが悔しい気持ちもありました。でもかててよかった。

―ファンには
こうしてサポートしてくれたファンの皆さんには感謝しています。

―得点王となりました
自分はプロの点取り屋として自負を持っている。チームが自分に何を求めているかに応え、表現するだけだと思っているのでそれを表現し続けるだけだ。
スコアラーは誰かに教えてもらってできるものではない。毎試合どういう考えと準備をもって試合に臨むかどうか、チームメイトがスコアラーとして認めて助けてくれるかどうかが大事、だね。

 

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