【ニュース】ファイブアローズ、ラストシュート届かず。見えた東地区トップ攻略。(1月29日 香川ファイブアローズ)

2016-17B.LEAGUE2部 第16節第1試合
群馬クレインサンダーズ 63-60 香川ファイブアローズ
@ヤマト市民体育館前橋 1月28(土)
(記事:上溝 真司)

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香川ファイブアローズは1月29日、アウェーで群馬クレインサンダースと16節第1試合を戦い、60-63のスコアで敗れた。
通算10勝21敗、西地区5位は変わらず28日勝利した4位愛媛オレンジバイキングスとのゲーム差が2に開いた。

東地区トップの群馬相手にタフなディフェンスゲームを挑み、ファイブアローズはわずか1ポゼッション届かなかった。4Q残り1分40秒でタプスコットがドライブからダブルクラッチを決めて60-63。だが、群馬の攻撃を失敗させはしたもののニカ、近、溝口と打ったシュートはネットを揺らすことができなかった。

実に惜しい試合を落としはしたが、東地区首位、まだ9敗しかしていないチーム相手にこういう闘いができるのであれば、望みはまだまだある。
強力外国籍選手を擁する群馬の2P成功率を46%台に抑え、かつ、3PをノーチェックにするわけでもなくFGトータルなら28/68で41%。ディフェンスでは互角にやり合うことができていたように思う。この試合群馬が取った63得点は群馬の1試合平均得点73点から10点下回る。
新人選手の坂東もディフェンス面で先週より目に見えて良くなり、チームにフィットしてみせた。

一方でオフェンスは群馬のディフェンスに苦しんだ。外国籍選手がペイントで勝負にいってもなかなか決めきれない。FGはニカが1/6、フォーブスが2/5と、単に悪かっただけじゃなく、タプスコットも2Pを5本しか打てておらず、そもそも勝負に行ったといえるほどのシュートチャンス数を作ることができなかった。被スティール9本、ターンオーバー17は群馬のディフェンスが良かった部分もあるが、何等か対策が欲しかった。

ただ、不利になると思われた外国籍選手が2人となる2、4Qでそれぞれ群馬を圧倒できていたのはいい点として挙げられる。
1、3Q、日本人選手同士のディフェンス仕掛け合いで上回ることができれば、群馬にも勝てる、というところは見えた。
あと、接戦となった時に必勝のセットオフェンスができるかどうか?現状、地力は上がってきたといえる。今度はスペシャルプレーにも磨きをかけていきたい。

今日29日、香川ファイブアローズは16節第2試合へと挑む。

群 馬   香 川
15 1Q
11 2Q 22
22 3Q 12
15 4Q 21
63 合計 60

(香川:タプスコット 12得点4アシスト、溝口 10得点、坂東 9得点 )

(群馬:クウソー 14得点、小淵 12得点4スティール、根東 10得点3スティール )

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