【ニュース】ファイブアローズ3連勝!タプスコット、エースの矜持。魅せた34得点!(12月12日 香川ファイブアローズ)

2016-17B.LEAGUE2部 第11節第2試合
岩手ビッグブルズ 68-73 香川ファイブアローズ
@岩手県営体育館 12月11日(日)
(記事:上溝 真司)

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香川ファイブアローズは12月11日、岩手ビッグブルズとの2回戦に臨み、第4Qにビハインドを逆転して73-68で勝利。
今季初の3連勝で通算成績は6勝16敗。西地区上位4チームがすべて勝ったため、順位、ゲーム差に変動はなかった。

タプスコットがエースの力量を見せつけた。
ドークスのインサイドアタックに苦しんだ第1Q。ドークス一人に8得点7リバウンドを許し、13-23と10点差を付けられてしまう。
第2Qに入って外国籍選手のマッチアップを担っていたタプスコットがやられっぱなしではいられない、とスパート。
2分46秒にミドルシュートを決めると、そこからチームもタプスコットにボールを集めて一点突破。岩手が反則で止めても、ものともせずにフリースローを決めるタプスコット。3P1本を含むフィールドゴール7本中6本、フリースローは4本全てを決めた。
ニカ・ウィリアムズの4得点を挟んで取りも取ったり17得点。一人で岩手のこのQの得点を上回る活躍を見せた。
第3Qも8得点を挙げたエースの活躍でモメンタムを取り戻すと、48-51で迎えた第4Q、今度はタプスコットをおとりに溝口、坂井が得点を重ねる。試合も大詰めの残り1分22秒、こぼれ球を拾った徳永のバスケットカウント付きシュートが決まってついに66―65と逆転。
返すポゼッションでファイブアローズのプレッシャーに負け、このQ5本目のターンオーバーとなるパスミスを犯した岩手をしり目に、次のプレーでは坂井が上手くディフェンスを引き剥がし、イージーレイアップを決める。更にターンオーバーをし、無駄なテクニカルファウルをしてしまった岩手は課題となっていた勝負弱さ、精神的な脆さを露呈。
タプスコットがフリースローで自身の得点を34得点まで伸ばして、ファイブアローズは賢く逃げ切った。

今節の試合では、熊本が中地区首位のFイーグルス名古屋を、島根が中地区2位の西宮ストークスを、広島が中地区5位バンビシャス奈良を相手に連勝。さらに、愛媛は東地区首位の群馬を相手に1勝1敗。6チームで9勝3敗と今節、西地区のチームは実力を見せた。
ファイブアローズもこの日のような接戦をしっかりと獲っていかなければ、上位勢に差を付けられてしまう。

さて、来週17日、18日はホーム高松市総合体育館に青森ワッツを迎える。青森は10勝12敗で東地区5位。中地区4位の東京エクセレンスを連破しこちらも調子に乗っている。
ファイブアローズは更なるエースの活躍でホーム連勝、連勝を5へ伸ばす闘いへ挑む。

岩 手   香 川
23 1Q
13
14 2Q 21
14 3Q 14
17 4Q 25
68 合計 73

(香川:タプスコット 34得点13リバウンド、坂井 10得点3アシスト、ニカ・ウィリアムズ 10得点 )

(岩手:永田 19得点、ドークス 10得点13リバウンド、澤口 8得点5アシスト )

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