【ゲームレポート】勝負のショット無情にも届かず。香川連敗ストップならず。(12月4日 香川ファイブアローズ)

2016-17B.LEAGUE2部 第10節第1試合
香川ファイブアローズ 80-82 愛媛オレンジバイキングス
@高松市総合体育館 12月3日(土)
(写真:山中 大地・記事:上溝 真司)

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(写真:第4Q、ニカ・ウィリアムズは速攻からダンクへ滑空する)

4Qのこり6秒、77-79香川2点ビハインド、この日17得点を挙げた溝口の逆転を目指した3Pシュートは無情にもリングからこぼれた。

気合の入ったディフェンスでスタートしたファイブアローズ。近のスティールからのレイアップなどで9連続得点。ロケットスタートに成功する。
しかし、愛媛もすぐに反撃開始。じりじりと追い上げると5分19秒には笠原のシュートで逆転する。
そこからも常時シーソーゲーム。溝口のスリーなどを中心としてハイスコアリングの展開を作り出し、1Qを終えて25-23とリードを奪う。
第2Qにはニカ・ウィリアムズが愛媛ディフェンスの頭越しにフックシュートを決め、得点を伸ばす。ニカはこのQだけで12得点。
しかし、愛媛もクロフォード、クレイグ・ウィリアムズJrの3Pが決まり、得点を伸ばす。前半を終えて42-39、事前の予想どおりにクロスゲームになっていく。
3Qはペイントをうまく攻められ愛媛ペースとなるが、堀田や坂井を起用しながら粘り強く得点を重ねて、59-58の1点リードで最終Qへ。
勝負の最終Qは、愛媛がスパートを仕掛けてファイブアローズが追いついていく流れ。
2分過ぎからクレイグ・ウィリアムズJrの連続3P、これを気持ちよく決めさせてしまいこのQも愛媛ペースに。その後にオールコートプレスの強度を強めて挽回し、一時は75-74と再逆転したものの、愛媛岡本が勝負の3Pを決めたのに対して、タプスコットが、溝口がここで決められれば、というシーンで決められない。
残り13秒77-79となったところで最後のタイムアウト。NBAチームのプレーを参考にしたというスペシャルプレーで愛媛のマークが遅れたコーナーの溝口へ渡ったが・・・・。
最後にタプスコットの3Pが決まり1点差とはなったが、残り1秒を切ってタイムアウトを使い切った状況では如何ともしがたい。
「4つ、5つ良くないディフェンスがあった」とナヴァーロHCがいうよう、愛媛が4Qに連続得点を挙げた場面でペースを持っていかれたのがすべて。そこで競ったまま試合を進めていくことができればよかったのだが、離されたあと追いつくのにエナジーを使い切ってしまった感がある。
溝口はシーズンハイ17得点、10リバウンドでダブルダブル(2部門で2ケタを記録)も今季初。ニカ・ウィリアムズも17得点はシーズンハイ。タプスコットは11得点を挙げたが、長身のブラックレッジとのマッチアップで苦戦。2Pは1/12と伸びなかった。

香川ファイブアローズは7連敗。3勝16敗の5位、愛媛オレンジバイキングスとの差は4ゲーム差へと開いた。

香 川   愛 媛
25 1Q
23
17 2Q 16
17 3Q 19
21 4Q 24
80 合計 82

(香川:溝口 17得点10リバウンド、ニカ・ウィリアムズ17得点2P7/8、タプスコット 11得点 )

(愛媛:俊野(佳) 14得点、ブラックレッジ 13得点14リバウンド、クレイグ・ウィリアムズJr 13得点、クロフォード 13得点 )

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