【試合後コメント】12月3日(土)香川VS愛媛3回戦を終えて(12月4日 香川ファイブアローズ)

河合竜児愛媛オレンジバイキングスHC:

まずはクロスゲームが取れたということに関してはホッとしています。ただ、あしたまた一つ残っていて、今日のようにすべてがうまく行くわけじゃないので。
特にタプスコット選手は今日がこんな状態だったということは明日爆発してくることもある。
香川の日本人選手に頑張られたところはあってのクロスゲームだったので、日本人同士のところでもうひと踏ん張りしてもらいたいなと思っています。

―良かったところは?
良かった点としてはタプスコット選手の点を抑えられたというところと、2Pのところで全体的に抑えることができたので。そこで上回れたというところとリバウンドでほぼイーブンまでもっていけたのは大きかったかなと思います。
タプスコット選手のチームでもあるので彼をどう止めるかというところと、リバウンドは継続したいなというところ。あと、プレスに若干かかってしまっているところがあるのでそこをもう一度確認して。しっかりボールを運べるようにしたいと思います。

―香川のチームは変わった?

香川のチームは入れ替わっているわけではない。自分たちのチームがブラックレッジ選手が加入して今まだ完璧にチームのシステムを理解できているわけではないので。そういう中でクロスゲームを取れたのが大きかった。香川の完成度は上がっているけれども、我々もまだまだ変わっていけるし伸びしろを感じている。

―香川のプレッシャーについて
ハーフタイムで運び方は確認していたんですけれど、ブラックレッジ選手がシステムを覚えきれていないというところで、エキサイトしている中でうまく行かなくなる。そこらへんでなんとか日本人が彼の動きに合わせてくれたので。(上手くシステム通りいかななったのは)そんなに多くはなかったんですけれど、自分たちで首を絞めたようなゲームではあった。
終盤に立て続けにプレスに掛かった場面も、タプスコット選手にやられたのならまだわかる。彼の怖さは理解しているので。それが日本人同士のところでミスが出たのは問題。
明日はもっとミスが少ないような状態に持っていかなければならない。

 

ジョー・ナヴァーロ香川ファイブアローズHC:
選手たちが激しくプレーしてくれたことは嬉しく思う。ワンポゼッションが勝負を分けた。明日は違う結果を出すために戦う。
第4Qに走られ、我々もその後にクロスゲームに持ち込んだが、愛媛に付いて行くことができなかったのはよくない。
勝つ為にはこういうゲームから学んでスキルを得ていかなければならない。相手よりよい姿勢で取組よりよいチームになっていかなければ。
明日は違う結果を出したい。

―よかったところはありましたか?
たくさんいいところはあった。ニカや秀人が良かったし、ほかの選手もいいプレーはした。4つ、5つ良くないディフェンスがあり、試合はそれで決まった。

―最後のタイムアウト後のプレーコールは?
3Pを打つように、という指示ではない。スクリーンを掛けてフリーになるポイントを作るように指示をだした。3Pを選んだのは選手たち。結果にはつながらなかったが、選手たちの選択が悪かったとは思っていない。NBAのチームのコールをアレンジしたものだよ。

―タプスコット選手の成績が悪かった。
ブラックレッジ選手は優れたディフェンダー。1対1でうまく抑えられてしまった。彼は一番打たなければいけない選手で明日は仕事を全うしてくれると思っている。

明日は試合テンポに変化を付ける。試合のリズムをもう少し変えたいと思う。プレスディフェンスがブラックレッジ選手の長身でうまく躱された。
今日は3Pは悪くはなかった。2PのFGが伸びなかったのは、シェイが上手く守られてしまったから。好不調は必ずある。この1週間の練習の成果はニカ(ウィリアムズ)の活躍に出たと思う。
ペイント周辺へシェイが仕掛けた時に強引に行かずにボールをもう少しシェアできれば。(80点取れた)オフェンスは今日の試合で悪くなかったように思う。
ディフェンス。ポイントとなる(終盤の)場面で守れなかった。明日はそこを修正したい。

※写真は11月20日の記事のもの

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