【インタビュー】第10節愛媛オレンジバイキングス戦、試合前インタビュー≪ナヴァーロHC≫(12月2日 香川ファイブアローズ)

―島根戦、抵抗はしたが連敗。
島根は中外で非常に効果的にプレイしていた。ジョシュ・デービス選手にインサイドを支配され、ガードの選手にも3Pを決められた。彼らにオフェンスを気持ち良くやられてしまったのでウチはもっと攻撃のテンポを変えさせる努力が必要だったと思う。我々のプレスディフェンスはテンポを変えるという意味でも非常に上手くいったとは思うが、自分達のアウトサイドのオフェンスが満足いく内容ではなかった。
ディフェンスで島根にうまくシェイ(タプスコット)を守られてしまい、それをサポートする得点も取れなかった。
 
 
―反省点は?
足りなかったのはスコアリング。我々のオフェンスが効果的ではなく、島根のディフェンスを苦戦させることが出来なかった。1試合目の3Pが1/19。これだけシュートが入らないと、ウチのチームを守るのは簡単。向こうのディフェンスが非常に素晴らしかった。本来入るシュートも落としてしまっていたのも大きい。
加えて、島根にサイズの面でもうまくマッチすることが出来なかった。攻守両面で特にペイントエリアでデービス選手とマーシャル選手に完全に支配されてしまった。彼らにこれだけ上手くインサイドでプレイされるとウチとしてはペリメーター(3Pの内側からペイントゾーンの外側)で戦わなくてはいけなかったが、それが出来なかった。
 
―2か月が過ぎ、愛媛の印象は?
愛媛は得点の取れる選手が多い。ウチはチームディフェンスをしっかりと準備しないといけない。
愛媛の強さは得点の取り方が多種多様であること。とてもコーチングが行き届いたチームだと思う。コーチングも彼らの強みの一つ。
 
―愛媛にはブラックレッジ選手が加わった。
愛媛にとって日本でのプレイ経験の長いブラックレッジ選手が入ったことは非常に大きい。彼はとてもバスケットを良く理解しており、スコアラーとしてもディフェンダーとしても色々な場面で活躍することができる選手だ。IBL時代にバンクーバーヴォルケイノーズで彼と一緒にチャンピオンを勝ち取ったこともある。
 
―今節、勝敗を分けるポイントは?
勝敗を分けるポイントはポゼッションにかかってくると考えている。どれだけ多く、そして効果的にポゼッションを得られるか、そしてそれを得点につなげられるたチームが勝つ。
 
―香川はシュートが喫緊の課題。

シュートを決めるのはコーチではなくプレイヤー。我々はもっとシュートに対してもっと自信を持つことが必要。自分は選手を信頼している。シュート率改善の為に練習でゲーム中に起こるシチュエーションでシュートを打つドリルを行うようにしている。シュート率を上げる練習を取り入れ、効果が上がると信じている。

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