【ニュース】ファイブアローズ6連敗。ぶ厚いB2西地区3強の壁。(11月28日 香川ファイブアローズ)

2016-17B.LEAGUE2部 第9節第2試合
島根スサノオマジック 78-65 香川ファイブアローズ
@松江市総合体育館 11月27日(日)
(記事:上溝 真司)

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香川ファイブアローズは11月27日、島根スサノオマジックと第9節第2試合を闘い、65-78のスコアで敗戦。
広島、熊本、島根と続いた西地区1位~3位を争うチームとの対戦で全て敗れて6連敗。通算成績は18戦3勝15敗となり、西地区5位は変わらず。
この日の試合を見ても差は縮まったとも言えるが、まだまだ互するところまで距離はある。

第1Q、オフェンスは停滞し、やはりシュートが決まらず苦しい時間をこの日は試合をスローダウンさせて対抗。昨日と同じく1Q7得点しか取れなかったが、16失点に抑え、第2Qも12得点に対して12失点、特に第2Qは早々に繰り出したオールコートプレスが機能してFG9本しか打たせず。
前半を終えて19-38と9点差。ただ、結論をいえばこの段階である程度追いついておかねばならなかった。

徐々に出足が遅れ、互いのディフェンス対応に支障が出だした後半は前半と比べてオープンな展開に。3Qは高田、タプスコット、前村が得点を重ねるが、島根・安部のスリー、デービスのオフェンスリバウンドが強烈で差を広げられてしまう。
第4Qにようやくエンジンがかかり、溝口が3本のスリー、ニカ・ウィリアムズのオフェンスリバウンドやパスアウトで最後に見せ場は作り、27得点を挙げたが、早々に繰り出したオールコートによるダメージは大きく島根にも25点を許してしまった。
もし、を敢えて言わせて貰えば。
競った展開のまま互いの体力が同じペースできつくなっていれば、ベテランが多い島根、最後に走り勝って何とかできた試合なのではないか、の感がぬぐえない。

抵抗は見せたが、やはり香川ペースになりそうな時間帯でのオフェンスミスが足を引っ張る。この日も3Pは決まらず、3Qまででいえば3/17の17.6%に過ぎず、モメンタムをつかめない原因。
少なくとも接戦に持ち込みかけていた熊本2戦やこの日の試合は互角と言える時間帯は作っている。
出ているメンバーの組み合わせや、選手に当たりが出てモメンタムがやってきたときに連続得点につなげられるトップ3チーム、そこで自ら手放し逆襲を呼び込んでしまう香川、この差が埋められない。
選手やスタッフが潜ってきた戦場の差といえばそれまでだが、今、それを積み重ね成長はしている、はず。

来週はホームで愛媛オレンジバイキングス戦。連敗ではあったが2試合ともに5点差以内決着と互角の相手だ。愛媛もまた島根から1つ勝ったものの鹿児島戦を落とし、前回対戦以降の勝敗は全く同じ。
どちらがより正しく成長したか?答え合わせの場になる。

香川 西地区5位(18戦3勝15敗)

島 根   香 川
16 1Q
12 2Q 12
25 3Q 19
25 4Q 27
78 合計 65

(香川:溝口 12得点3P4/6、タプスコット 10得点、徳永 8得点8リバウンド )

(島根:デービス 16得点15リバウンド、山本 13得点3P3/5、安部 13得点3P3/6 )

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