【ゲームレポート】香川ファイブアローズ惜敗。我慢比べで首位熊本にわずかに届かず。(11月21日 香川ファイブアローズ)
2016-17B.LEAGUE2部 第8節第2試合
香川ファイブアローズ 77-82 熊本ヴォルターズ
@高松市総合体育館 11月20日(日)
(写真・記事:上溝 真司)
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惜しい、あまりに惜しすぎる試合、B2リーグ西地区1位に躍り出た熊本に番狂わせを起こせる寸前まで追い詰めたが、2ポゼッション5点分届かなかった。
これで4連敗となり、3勝13敗、早くも借金が10に届いてしまった。順位は西地区5位のまま。
実際、FGで決めた得点だけであれば、67-59でリードしているがフリースローで25本打って23本、実に92%も決められてしまったことが試合を決めた。フィジカルなゲームを志向したがゆえにFTが増えてしまったところはあるが、これだけ高確率で決められるのは想定外だったといえる。熊本のシーズン平均が19日終了時点で64%であったから、確率上の期待得点は16点。そのまま試合結果に反映させれば75点。フリースローの率が悪い外国籍選手ジェームズが出場しなかったり、一概に当てはめることはあまりいいことではない。だが、スタッツから負けの原因を探すとすればここしかないと言える、それほど戦い抜いたし、ゲーム内容で香川が劣ったとは会場にいた皆が思わなかったにちがいない。
この日も昨日の後半の流れのまま立ち上がりから熊本PG古野を徹底して追い込む。開始7秒でいきなり古野からターンオーバーを取り、近のレイアップで先制。ドライブ警戒とみるやタプスコットが気持ちよく3Pを2本決めリードを広げる。5分経過で12-6と6点リード。
しかし、昨日に続き、空中戦で苦戦。リバウンドでは熊本のアドバンテージがあり、苦しくなってファウル、そしてフリースローで熊本は追いついてくる。空中戦の熊本、地上戦の香川という色合いを見せながら試合は進んでいく。
第2Q終了前に、タプスコットがバスケットカウントを貰いながらの得点、さらに3Pと6点を荒稼ぎして前半終了時には40-31と9得点リードしてたどり着いた。
後半に入って指示が飛んだか、古野は3Pを打ちだし、それが外れない。また、点差が縮まりだすと、速攻で数的優位を作りながら確実に行くのでなく3Pを選択する、パスハンドリングを誤ってのターンオーバーなどが目についてくるようになる。対して熊本は浮足立ったところなく、1点、また1点と得点を伸ばす。
リバウンドを確保しながら、じりじりと点差を詰めてくる熊本についに追いつかれたのは3Q6分47秒。ただ、そこからもずるずると後退せずに我慢を見せ、再びリードを取り返して我慢比べの試合を進めていたが、4Q6分34秒に熊本神原に3Pファウルでフリースロー3本すべて決められ、次の熊本の攻撃、この2試合で初めてビュートラックの3Pが入ってしまい、70-75。追い上げを試みたが勝負所でのツメは、熊本の方が一枚うわてたった。
勝負所で確率のいいプレーを選ぶことや、考えすぎずにシンプルなプレーをするといったことがうまく行かないのは経験値が低いから起きること。4Q、熊本リードの場面でタフショットを沈めて見せ、一時逆転、ヒーロー寸前だった堀田、広島の鵤(いかるが)封じに続いてこの日古野から7ターンオーバーを取った中心人物の徳永。ガードへのディフェンスでは西地区トップガードに対抗しうるところまで来ている。確かな成長は感じ取れる。
トップチームにも対抗はできる。ただ、勝負所で決めきり、抑えきって勝利を増やしていくには更なる選手たちのレベルアップが不可欠だ。
シーズンはまだ1/3も終わっていない。巻き返しはまだこれからでも間に合う。
今週、選手の入れ替わりが激しかった西地区。島根―広島では首位だった広島を島根が2試合続けて20点差ゲームで撃破。ポスチュマスを放出し、戦力ダウンしていると思われた鹿児島が激戦の末に愛媛から1勝をあげ、パワーバランスが微妙な変化を見せてきている。
今では3強3弱といわれていたほどくっきりとした差はなくなってきている感があり、もう少しもつれそうだ。
来週、11月26日、27日はアウェーで島根スサノオマジック戦。島根にはホームでいいところなく敗れたのでその借りを返し、熊本戦で見せた成長をぶつけていきたい。
| 香 川 | 熊 本 | |
| 17 | 1Q |
16 |
| 23 | 2Q | 15 |
| 19 | 3Q | 24 |
| 18 | 4Q | 27 |
| 77 | 合計 | 82 |
(香川:タプスコット 26得点3スティール、徳永 10得点8リバウンド3アシスト3スティール、前村 11得点 )
(熊本:古野 19得点6アシスト7ターンオーバー、ウォーレン 25得点16リバウンド、中西 13得点 )
