【プレビュー】10月8日 徳島ヴォルティス VS カマタマーレ讃岐 ここに注目!(10月8日 カマタマーレ讃岐)
2016明治安田生命J2 LEAGUE 第35節
徳島ヴォルティス VS カマタマーレ讃岐
10月8日(土)14時キックオフ @鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアム
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カウントダウンエイト。明治安田生命J2リーグの残り試合は着々と減っていく。
今年も上位は上位で、下位は下位で、勝点1に一喜一憂する展開となっておりつばぜり合いは見ている分には楽しい。だが、下位争いに巻き込まれているカマタマーレ讃岐とサポーターにとって気温の低下とともにヒリヒリと肌を指す緊張感とは早くおさらばしたいところ。
先週は松本山雅FCに2-4と2014年9月28日山形戦以来約2年ぶりとなる4失点負け。8勝10分16敗で勝点34の19位は20位岐阜と勝点で並ぶ。讃岐が切実に欲しいのは勝利だ。
今週はアウェーで徳島ヴォルティスと対戦する。12勝7分15敗の12位徳島は一時は21位まで落ちたものの、今季連勝も連敗も2までと可もなく不可もないというリーグ戦を戦っている。
プレーオフ圏が見えないわけではないがその6位まで1節ごとに勝点1以上詰めなければならないと厳しい。勝点を積みながら相手のエラーを待つという立場、特別調子が良い状態でなかったらモチベーションの維持は難しい状況にあるチームと言えそう。
「東四国クラシコ」と銘打ち、アウェーに多くのサポーターが乗り込む試合だ。だが、昨年はアウェー戦引き分け。ホームPikaraスタジアムでも昨年、今年と2敗で通算2敗1分と分があまりよくはない。
〇カマタマーレ讃岐のここに注目!
後半戦に入って讃岐の守備のバランスがよくない。先週の山雅戦の4失点はそれぞれ、こけた時の反則アピールでマーカーを手放す、バックチャージによるPK、クリア時のミスキック、苦し紛れのバックパスを狙われる、と全て防ぐことができたかもしれないエラーが原因。
攻撃は10回せめて1回完成させればまずまずだが、守備は10回受けて1回の失敗は許されない。
まず個々のエラーを極限まで減らす意識、次にエラーを直後に自らリカバリしようとする意欲、さらにはチームとして「誰かがどこかでミスをするかもしれない」という危機管理に基づくカバーリング、全てが足りない。厳しいことを言うが直近7戦で3失点以上が5試合というのはそういうことだ。
凡事徹底。スポーツに関わらずあらゆる局面で聞く言葉だと思うが、讃岐は気持ちを一新し、「凡事」を積み上げなおす必要があるのではないか?
下位のチームも降格圏脱出へ向けて高い意欲を見せる試合をしてきており、讃岐はこの状態が続くのであれば逃げ切りもおぼつかない。変化を見せてほしい。
先週は攻撃の核としてリーグ10位の7アシストを挙げている高木に待望の今季初ゴールが生まれた。ミドルシュートを鋭く変化させ、松本GKの手をはじいて突き刺した。美しいゴールはさすが高木とホームPikaraスタジアムのスタンドを唸らせるもの。これからの讃岐反撃には欠かせない選手だと再認識させてくれた。
〇徳島ヴォルティスはこんなチーム
徳島の引き分け数7はリーグ最少2位タイ。ただし、引分けが少ないで連想しがちな出入りの激しいフットボールではなく、先制した試合の逃げ切りに長け、先制された試合で追いつく決め手に欠ける、というチーム。
鍛えられた守備力はなかなか突破が難しく、どんなチームにとっても先制されると難しい。
注意したいプレイヤーは、MF大崎淳矢だ。29節の岐阜戦で初ゴールを挙げると、以降の6試合で4ゴールと目下絶好調。何処にでも顔を出すというタイプではないが、ドリブル、パスともに効果的な仕事をする。
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守備が堅いと言っても、引いて守ってというよりは、ボールを保持してゲームコントロールをする能力も高い徳島。
讃岐にとっても徳島に先制されると試合が一気に難しいものになるだろう。まずは守備だ。
データで見れば、GK清水のセーブはJ2で1位。ディフェンダーの奮起が望まれる。
藤井航大は先週、18節京都戦以来で3失点以上の試合にフル出場しており、悔しい思いをしているはずだ。対人能力の高さがウリの藤井を中心に不安定な守備を克服したい。
