【ゲームレポート】盤石の継投で香川勝利!太田復活、冨田3勝目、岸本単独トップの10S(8月22日 香川オリーブガイナーズ)

四国アイランドリーグplus前期リーグ 香川オリーブガイナーズ 第17戦
香川オリーブガイナーズ 2-1 高知ファイティングドッグス
@レクザムスタジアム 8月21日(日)

PHアップ用OG

(6回、戦列復帰後初登板の太田投手)

後期のガイナーズは継投で勝つ。
この日は盤石のリリーフ陣が勝利へ導いた。
「今日は体が重くて。思う球が投げられなかった。」先発竹田はいうよう1、2、3回と四死球でランナーを出し、コントロールが定まらない。
打線はというと、こちらも1、2、3回と先頭打者が出塁し、2回など満塁と塁を埋めたにもかかわらず、得点が入らない。
ぎこちないながらも試合が動いたのは5回。表の高知の攻撃では2死から内野ゴロ悪送球で二塁へ進まれ、ヒットで生還。やらずもがなの先制点を与えてしまった。
5回裏には、2つの四球とヒットで満塁としたが、押し出し四球の1点のみ。無死満塁から4番、5番、6番が凡退するなど流れが悪い。
そこで、さっと勝ちパターンの投手リレーへ舵を切った。
まずは6回太田。故障明け、久々の登板となった前期のブルペンでは主役だった太田は、切れのいいツーシームを駆使して2三振を奪い、流れを変える。
7回からは「トミタイム」冨田へスイッチし、さらに流れが香川へ大きく傾いた。
7回裏1死一、二塁から暫く不振だった松澤がライト前へタイムリーヒットで勝ち越し。そして、好調なリリーバーにはこの1点で十分。
8回も冨田、2回2三振0失点でつなぎ後期だけで3勝目の権利を得ると、9回は”岸魔神”岸本。
先頭を出したが、145キロを超える速球で押しまくって後続を打ち取った。
これで10セーブ目の岸本は高知の平良を抜いて単独トップ。タイトル獲得が見えてきた。

西田監督は「しんどい試合。でも勝つことが大事よ。」と勝てたことにホッとした様子。
1番で起用された井戸川は、5打数3安打で猛打賞、9回表には岸本を救うレフトライン際のダイビングキャッチを決めて守備でもアピール。「信用して使ってもらえているので結果を出したい。」と語る18歳の目標は100安打と首位打者。
ビッグマウスもこのまま快打を続けられれば不可能ではないと思わせる。

今週は、今日22日はビジターで高知と戦い、明日23日はホームレクザムで徳島戦、24日同じくレクザムで高知戦と続く。

竹田は、「明後日からは中継ぎ待機、チームが勝てるよう頑張る。」と今日を上回る投球を誓った。

 

香川OG VS 高知FD 2016年度後期4回戦 香川 2勝2分 後期通算 9勝6敗2分

1 2 3 4 5 6 7 8 9
高知FD 0 0 0 0 1 0 0 0 0 1 5 0
香川OG 0 0 0 0 1 0 1 0 x 2 8 1

勝投手:冨田 3勝      (香川)
セーブ:岸本 2勝2敗10S (香川)
負投手:秋山 1勝6敗    (高知)

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