【ゲームレポート】首位攻防戦、香川痛恨の敗戦。愛媛の投手交代の緩急にてこずる。(8月20日 香川オリーブガイナーズ)

四国アイランドリーグplus前期リーグ 香川オリーブガイナーズ 第16戦
愛媛マンダリンパイレーツ 3-1 香川オリーブガイナーズ
@坊っちゃんスタジアム 8月20日(土)

PHアップ用OG

どこか気落ちが感じられる試合終了後のミーティングは、観客がはけてもなかなか終わることはなかった。それほどに、
この負けのショックは大きい。
単に、愛媛との差が1.5ゲームに開いたことでなく、エース原田を立てて挑んだ首位奪回を目指す試合で、失礼ながら愛媛の中では力のない先発投手サブロク双亮相手に落としてしまった。
1回表、四球で出したランナーを盗塁死で失い三人で攻撃を終わると、一回裏にはいきなり三塁打、ヒットの連打で失点。
サブロク双亮は三人で抑えたことで自身がついたのか、最速120キロ中盤に届かないながら変化球を中心に丁寧なピッチング。
変化球で簡単にストライクを稼いで、ガイナーズ打線から余裕を奪っていく。
気がつけば、4回を終わって出塁は1回の四球のみ。
5回、サブロク双亮が「腕がつっていて大変なことになっていた」のに乗じて3四球を選んで2死満塁としたが、そこで高原へ投手交代。
伊東が初球を打ち損ねてセカンドゴロでせっかくのチャンスは潰えた。
次々と中継ぎに出てくる投手は軒並み140キロ台の速球、120キロ台の変化球を操り、遅い球に目が慣れてしまったガイナーズ打線は投手交代の緩急にてこずり沈黙。
8回裏に岸本が2失点してしまい、9回松澤のタイムリーでようやく1点を返したが8回裏の2失点は重く1-3で敗れてしまった。
あまりに痛い敗戦。愛媛にはチャンピオンシップに行けたとして勝てないのではないか?というトラウマを抱きかねない危険な敗戦だ。リベンジをしておかなければならない。
次の対戦は9月2日。それまでに自信を取り戻せるか?

IMG_4132香川のミーティングと好対照に、2520人を数えた愛媛応援団の中、お見送りへ出てきた双亮への激励や写真撮影会はなかなか終わることはなかった。

なおこの日、徳島に前期所属していたジェフンが規定打席に満たなくなっので、規定打席を満たした打者ではこの日4打数1安打の加藤が最も高い打率となった。
加藤は「(打率1位は)関係ないです。明日勝てるよう準備をするだけです。」と活躍を誓った。

これで8勝6敗2分となり、首位愛媛とは1.5ゲーム差。
今後は21日、22日と高知と戦い、23日は徳島、24日は高知と5連戦を戦う。
下位とはいえ、徳島、高知も好試合をしており調子は悪くない。
愛媛と戦うまでこれ以上離されるわけにはいかない。

愛媛MP VS 香川OG 2016年度後期8回戦 香川 3勝5敗 後期通算 8勝6敗2分

1 2 3 4 5 6 7 8 9
香川OG 0 0 0 0 0 0 0 0 1 1 5 0
愛媛MP 1 0 0 0 0 0 0 2 x 3 9 1

勝投手:佐藤(宏) 4勝1敗 (愛媛)
セーブ:陽     1勝1敗5S(愛媛)
負投手:原田    2勝6敗

 

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