【ゲームレポート】2016 明治安田生命J2リーグ第26節「カマタマーレ讃岐vsモンテディオ山形」マッチレビュー(7月26日 カマタマーレ讃岐)
2016年7月31日(日)2016明治安田生命J2リーグ第26節
カマタマーレ讃岐2-1(前半0-1)モンテディオ山形
得点:後半18分・我那覇 和樹、後半45+5分・仲間 隼斗
Pikaraスタジアム 18:03K.O
天候:晴、無風、気温30.7℃、湿度63% ピッチ:全面良芝、乾燥
試合時間:90分
主審:小屋 幸栄 観衆:2,494人
前節7月24日(日)の明治安田生命J2リーグ第25節・ホームでのセレッソ大阪戦で9試合ぶりの勝利をあげ、6勝8分11敗・勝ち点26で暫定順位17位としたカマタマーレ讃岐。7月31日(日)の第26節では昨年の天皇杯2回戦含め、これまで6試合すべてで敗れている暫定12位・モンテディオ山形をホーム・Pikaraスタジアムに迎えて戦った。
この試合、まずは普段の練習から根気よく取り組んでいるパスワークを軸にモンテディオ山形の壁を崩しにかかるカマタマーレ讃岐。だが、そこに落とし穴があった。14分、パスミスを奪われショートカウンターから先制点を許すと、以後はモンテディオ山形の堅い守りを崩しきれず。前半終了間際にMF仲間 隼斗の右クロスからMF馬場 賢治が放ったヘディングシュートもわずかに外れ、前半は1点ビハインドで折り返す。
後半もなかなか相手のブロックを崩せないカマタマーレ讃岐。ここで北野 誠監督が動いた。後半14分にFWミゲルに変えて7月26日にJ2京都サンガF.C.から期限付き移籍加入した19歳・荻野 広大を最終ラインに入れ、3試合連続センターバックで先発出場していた我那覇 和樹を本来のポジションであるFWに。「後半から足下で受けて相手の守りを中に引き寄せるように指示したミゲルと同じ役割を任せた」ベンチワークが最高の結果を生み出す。
後半18分、カマタマーレ讃岐は右サイドのDFアランからボールを受けた仲間 隼斗が相手3バックの間を狙った絶妙のクロスを供給。そこに入ってきたのは我那覇 和樹。「DFになってヘディングの練習をやってきたことが活かされた」滞空時間の長いヘディングシュートがモンテディオ山形のゴールネットを揺らし、奪った同点ゴール。それまで沈滞ムード気味だったPikaraスタジアムは一気にヒートアップした。
そして終盤はカウンターの応酬となり、悲鳴と歓声が交錯する中で迎えたアディショナルタイムの後半50分。自陣ゴールエリア近くでファウルを受けたカマタマーレ讃岐は、途中出場のMF山本 翔平が素早く直接FKをMF馬場 賢治へつなぐと馬場が猛然と50m近くをドリブルし、右サイドへ走りこんだMF永田 亮太へパス。そして背番号7の永田は神業的浮き球ラストパスを中央へ。
そこにいたのは「無我夢中でゴール前に行こうと思っていた」仲間 隼斗。倒れこみながらのハーフボレーはモンテディオ山形GK山岸 範宏の手をかすめゴール右隅に強いゴロで突き刺さり2対1逆転。直後にタイムアップの笛!「本当に負けたくなかった」古巣・モンテディオ山形戦初勝利を果たしたGK清水 健太をはじめ、開幕戦・第2節以来の連勝を果たしたカマタマーレ讃岐の戦士たちへ、サポーターの拍手が優しく包んだ。
これで7勝8分11敗・26得点33失点で勝ち点29。暫定16位と1つ順位を上げたカマタマーレ讃岐。次節は8月7日(日)岐阜メモリアルセンター長良川競技場で18時から暫定19位・FC岐阜とのアウェイゲームを戦う。そしてPikaraスタジアムでのホームゲームは8月11日(木)18時からザスパクサツ群馬と対戦。まずはこの2連戦をしっかり戦い抜き、今季目標の勝ち点「56+α」への道筋を再びとらえたいところだ。
(記事:寺下 友徳)

