【プレビュー】7月31日 四国アイランドリーグplus後期リーグ戦開幕。香川オリーブガイナーズ後期展望(7月31日 香川オリーブガイナーズ)
いよいよ明日31日に四国アイランドリーグplus後期リーグ戦が始まる。香川オリーブガイナーズの初戦は、31日14時からレクザムスタジアムで愛媛マンダリンパイレーツを相手に戦う。
前期は3位に甘んじた香川オリーブガイナーズ、まずは2011年以来の後期優勝を目指す。
6月~7月の中断期間での戦力の増減は、2減1増。
前期リーグからいなくなった選手としては、捕手の白幡賢斗と投手のアストーンが抜けた。
だが、2名とも抜けた穴の影響は少ないとみる。
白幡は長打力のある捕手としてリーグ前半の苦しい時期を主軸として戦った。
一方でほかに3名も捕手がおり、外国籍投手との相性がよく、内野も守れる便利な外国籍選手オゴーマン、肩と正確なキャッチングの高島、19歳の発展途上、大型捕手の卵古川らが本来の実力を発揮しだすと存在感が薄くなってしまっていた。
アストーンはガイナーズ唯一の左腕として期待されていたが、故障が長引き本隊へ合流することもままならず。結局1試合も登板することなく退団、自由契約となった。
逆に後期から加わる選手は強力だ。
2011年香川オリーブガイナーズの絶対的守護神、冨田康祐だ。
150キロを超える速球を武器に活躍した冨田。DeNAを自由契約となったあとの海外でプレーしていた1年の状態は不明だが、聴くところによれば体に不安はなく、存分にその経験値を活かした投球を見せてくれるだろう。
投手では、この夏の期間で石田の成長が著しい。北米遠征で投手MVPを獲り一人立ちのメドが立った原田、安定感のあるエドワーズらにどれだけ迫れるか。チェンバース、竹田も簡単に先発の座は譲らない。
また中継ぎでもエース格になった太田に北米で経験を積んだ間曽、そして冨田が加わり層の厚さが出てくる。岸本も遠征後半で成長を見せており、伸びが期待できる。
野手は前期リーグトップの平均打率を記録した打線は活発だ。遠征で活躍した加藤、松澤の伸びしろは大きく、後期爆発の予感。前期MVPの19歳地元の星、湊も規定打席に載せて首位打者争いをにらむ。
故障で出遅れていた岡村や小牧らが復帰した内野もようやく万全の態勢だ。
遠征でホームランを打ったキャプテンの宗雪、好不調の波が大きかった板倉らが波にのれば切れ目のない打線が完成する。
スタートダッシュが期待できる面子は揃った。ガイナーズ後期反攻へ。
前期で育った選手の飛躍を注目してほしい。
他のチームでは、愛媛のデニング、徳島のジェフン、それぞれのチームから2枚の打の大物がリーグを離れた。
また、愛媛は元NPBの北方悠誠が加わったが、158キロのストレートを投げていたのは過去の話。ルートインBCリーグ群馬で9回を投げて与四球15の4暴投と制球難で厳しい。
主力格の高原と正田が練習生スタートとなるなど前期優勝の愛媛は戦力ダウンが顕著だ。
徳島は泰山、ホーキンスと遠征打のMVP平間、北米でも好調だった小林らがジェフンの穴を埋める。投手もエース福永を柱にまとまっていて前期と同等レベルか?
高知は北米で飛躍した秋山と平良を軸に投手陣が飛躍する可能性を秘めている。
役に立たなかったザック以外の外国籍選手の整理も終わり、ベテランの河田らが復調してくれば侮れないチームとなる。
戦力を比較するに投打のバランスがいい香川、徳島が上位を争い、愛媛、高知が追いかける図式となるだろう。ただし、愛媛も投手が整えば強力だし、高知の意外性は怖い。後期は稀にみる混戦となるかもしれない。
(記事:上溝 真司)

