【インタビュー】力強く飄々と。掴んだ技で飛躍を目指す~原田宥希にとっての北米遠征とは~前篇(7月25日 香川オリーブガイナーズ)

harada今週末7月31日ははいよいよ四国アイランドリーグplus後期公式戦が開幕。
開幕特集として北米遠征で活躍を見せていた原田へインタビューを行った。
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インタビューをはじめよう、その瞬間も原田宥希にはまるで気負いがない。
前期リーグ1勝4敗ながら防御率2.06で5位、そのうち外国籍選手が2名いるため、ドラフト指名を目指す戦いにおいてはトップランカーの一人のはずなのだが、何処までも自然体で所在なさげ。
北米遠征で2勝0敗、四国アイランドリーグplusオールスターズで四度の先発をすべて2失点以下で全うした自信は感じられない。
原田にとって北米遠征とは何だったのだろうか?
そこには、好成績で浮かれない前期リーグ後半に掴んだモノと課題があった。(前篇では北米遠征で見たこと、体験したことを、後篇では北米の野球への感想と原田の野球観について触れて行きます。)

前篇~人生初の海外旅行、人生初のBASEBALL

-海外旅行は初めて?

初めてですね。
最初、(アメリカの空港で)なんて言っていいんやろと思っていたんですけど、向こうの人がごちゃごちゃって言って(笑)。で、YESって。

-周りの感じはどうでした?

試合会場の周りは思っていたより田舎っていう感じはなかったですね。町並みは田舎なんですけれど、車通りはあったり。日本でいう田舎は人っ子一人いなかったり田んぼのそばを軽トラが走っていたり。というのとは違って。
大きい通りが1本ばんってあって、そこは車がどんどん通っていて。
スーパーとかは少なかったです。
ケベックは観光地のホテルで栄えてましたたね。最初(サセックスカウンティ)は山の上とかにあって。ホテルを出たら何もないので食べるのにも苦労するというか。
レストランが一つ、少し離れてマクドナルドがある。
車がなかったら住めないかな。という。

-治安は?

最後こっちへ帰ってくるときに泊まった(ニューヨークの)ホテル周辺が一番ヤバイって聞いてはいたんですけれど、外へ行くといってもホテル周辺歩いて行ける範囲くらいだったので治安がどうとかはなかった。他(の会場)も特に気にならなかった。

-球場の雰囲気は日本と比べてどうだった?

なんでこんなに入っているんやろ(2000~4500人くらい)っていうのは不思議でしたね。平日の昼にこんなに来るん?っていうのは。
イベントっていうか、なんやろな?
みんなにこにこしてて楽しそうですけど。こっちみたいにラッパやタイコを使ってってのはないんです。けれど、三振とったら球場全体が沸くし、あ、応援してるんやっていうのは伝わってきましたしね。それに音楽はずっとかかってましたんで、静かってわけでない。
なんで入るんやろう。野球が人気やからなんですかね?
やっぱり入ってるなぁって思います。

ーホームだから、アウェーだからっていう応援の違いはあった?

ブーイングはありましたね。平良さんが投げているときに、点差が離れていて、3ボールになってブーイングされました。ちゃんと投げろ的な。ホームの(応援が特別熱い)感じはなかったですね。
野球を楽しんでいる空気感。向こうで野球をやって楽しいなというのはありました。

-お見送りの反応は?

みんな順番にサインを求めてきて、一人ひとり。時々グッズ販売とかスタジアムでやってたんですけれど、グッズ買ってくれなくてもパンフレットにサインしてくださいとか来てくれたんで、日本から来たから応援してくれているのかな、という歓迎感はありました。
向こうのグッズはT-シャツと帽子何種類か、ボタン付きのものもあったし、ロックランドは球場の中にグッズ販売ショップがあって、売ってる。
他にもレフト奥にバーのようなのがあって、野球を見ながら呑むような部屋があって。
映像もリプレイがあったり。充実していました。

雨が降った時もグラウンド全部をカバーで覆うんです。日本のようにベースとマウンドのところだけじゃなく。スタッフがばーっと出てきてすぐカバーが終わる。
かなりスタッフが充実している印象でした。3試合あったら3試合とも同じスタッフが音楽に合わせて踊っていたり。そういうところがやりやすいと思いました。ケータリングがちゃんと出たり、試合前と試合後に。洗濯も(球場が)やってくれて野球に専念できる環境でしたね。

ー移動、連戦また移動の北米独立リーグのスケジューリングはどうだった?

僕は先発やったので、この試合で投げてっていうのは決まっていたんですけれど、中継ぎや野手は大変だったんじゃないかなと。
ケガとかもあったんで、その中で試合をこなしていかなければならない。
移動はあったんですけれど、朝はゆっくりできることが多くて、連戦が大変だったっていうところは特になかったです。
楽しかったです。

ー休みの日は?

休みの日は朝にチェックアウトして、アウトレットへ行ったり、牧場へ行ったり、オフの日は楽しかったですね。
テレビが見れなかったり、ネット環境が限られていたりっていうのはありましたけれども、苦にはならなかったですね。
香川にいれば、車があって、動いて暇つぶしができるんですけれど、そういうのがないっていうのはあるんでしょうね。

(26日公開の後篇へ)
(聞き手:上溝 真司)

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