【ゲームレポート】2016明治安田生命J2リーグ第25節「カマタマーレ讃岐vsセレッソ大阪」マッチレビュー(7月24日 カマタマーレ讃岐)

2016724日(日)2016明治安田生命J2リーグ第25
カマタマーレ讃岐21(前半20)セレッソ大阪
得点:前半6分・木島 徹也、前半41分・馬場 賢治
Pikaraスタジアム 1803K.O
天候:曇、無風、気温29.3、湿度69% ピッチ:全面良芝、乾燥
試合時間:90
主審:上村 篤史 観衆:11,376

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前節7月20日(水)の第24節・アウェイの京都戦は急きょDFに入った我那覇和樹などが奮闘するも後半に痛恨のPKを与え0対1で敗戦。これにより8試合勝ち星なし。5勝8分11敗・勝ち点23で暫定順位19位まで順位を落としたカマタマーレ讃岐は、7月24日(日)の第25節、前回対戦で3対2と勝利している暫定3位・セレッソ大阪をホーム・Pikaraスタジアムに迎えた。

この日の観衆はJEL時代含めたクラブ史上最多の11,376人。バックスタンド、メインスタンド下層階のみならず、メインスタンド上層階までも埋め尽くしたカマタマーレブルーの色彩と拍手・声援が、選手たちを力強く後押しする。

前半6分、スコアは早々に動く。MF仲間隼斗の縦パスに抜け出したのは「多くの観客に来ていただいてメチャうれしかった。だからこそ、絶対に勝たないといけないと思っていた」FW木島徹也。巧みなトラップ、ドリブルでペナルイティーエリア右に侵入し、角度のないところから放った彼の右足シュートは本人とサポーターの「入ってくれ」の願いを込めて逆サイドネットへ。第15節・ホームでの水戸ホーリーホック戦以来、10試合ぶりの先制点に、スタジアムは大きな、大きな歓声に包まれた。

その後も、同点を狙い守備のバランスを欠くセレッソ大阪の裏を突く有効なカウンターを繰り出すカマタマーレ讃岐は迎えた前半41分、「ボールを受けた時に前に大きなスペースが空いていた」MF渡邉大剛がドリブルで仕掛けてMF馬場賢治へパス。彼の左足から放たれたコントロールシュートがネットを揺らし、「次に点を取ったら行こうと思っていた」バックスタンドのサポーターと喜びを分かち合う姿に、メインスタンドの大半も大きな声で呼応した。

ただ、2対0で折り返した後半は苦しい展開に。前線からのプレスやサイドからのクロスで圧力をかけるセレッソ大阪に対し、後半32分に失点。その後も「タジタジ」(北野誠監督)な時間帯が続く。

ただ、ここで我那覇、エブソン、アランの3バック、GK清水健太を中心とした守備網が踏ん張った。クロスを弾き返し、ゴールライン手前でボールを掻き出し、強烈なシュートをブロック・セーブ。「エブソンや小澤雄希が声をかけてカバーしてくれた」(我那覇)チームとしての統一した意識も90分間途切れることはなく、4分余りのアディショナルタイムも守り切ったカマタマーレ讃岐。9試合ぶりの勝利と4月9日(土)の第7節・FC岐阜戦以来となるホーム勝利を告げるタイムアップの笛と同時に倒れこむ選手たちに対し、祝福の拍手が包んだ。

これで6勝8分11敗・24得点32失点で勝ち点26。暫定17位に順位を上げたカマタマーレ讃岐。次節7月31日(日)Pikaraスタジアムでのホームゲーム。18時からモンテディオ山形と対戦する。過去、天皇杯含め6度戦い、勝ち点すら得られていない相手に対しても、セレッソ大阪戦で見せた統一意識高き戦いを貫き、夏の反転攻勢につなげていきたいところだ。

(記事:寺下 友徳)

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