【ニュース】加藤、キューバ代表からタイムリー!四国ILの北米遠征20戦は8勝12敗でフィニッシュ。(7月3日 香川オリーブガイナーズ)

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四国アイランドリーグplusオールスターズの北米遠征は、7月3日(現地時間2日※以降すべて日本日時)、最終戦となるキューバナショナルチームとの親善試合に3-5のスコアでわずかに届かず、幕を下ろした。
成績は8勝12敗(公式戦は8勝11敗)。昨年の6勝10敗を上回った。

試合では、ここまで勝利なしの福永(徳島)を先発マウンドに送ったがピリッとせずに先制点を許してしまう苦しい四国IL。一方でキューバは、ベテラン勢を差し置いてこの遠征の勝ち頭ヴラディミール・バノスを立ててくる。立ち上がりを捕まえて松澤、ザック(高知)のヒットでランナーを出すが、あとが続かず。
7回を終えて0-4。先発バノスを打ち崩せなかったうっぷんを、リリーフのイエラにぶつける。7回も2人を出塁させたが得点とならずに迎えた8回裏、エラーと四球のランナーが出た1死一、二塁で打席は加藤次郎。3-1からの5球目を振りぬいてライトとセンターの間に落ちる二塁打。加藤は橋本(徳島)のヒットでホームを駆け抜け、一時は3-4の1点差に追いつく立役者となった。

ガイナーズでは、間曽が4回、チーム最多タイの12試合目の登板となった岸本が8回をそれぞれ三者凡退で抑えた。遠征終盤であたりが出てきた、チーム最多87打数の松澤は4打数1安打。宗雪、古川は代打出場したが、ヒットはなかった。

全体を通じて香川の選手の活躍を振り返る。
先発投手で唯一2勝を挙げた原田宥希の活躍が目立った。防御率1.84、WHIP(1回あたり何人の走者を出したか)1.04はキューバのリリーフエース、ドミンゲスやほかのキャンナムリーグエース格と比べても優秀な成績。
6月22日のケベック戦では3回1死一、三塁のピンチを連続奪三振で切り抜けるなど、抜群の安定感があった。
昨年、ここで防御率0と好成績を上げた松本が西武ライオンズからドラフト指名を受けたように、この活躍で原田は四国ILの最右翼投手へと躍り出た。

岸本淳希は、クローザーの前、セットアッパーを任された。試合が最後までもつれる中、2勝2敗1セーブと試合を決めるシーンで良くも悪くもマウンドにいた。
いい時を長持ちさせること、悪い時をうまく誤魔化して結果を出すことが前期の戦い同様課題として残った。

間曽晃平は、1勝1敗。遠征チームの中でロングリリーフを中心にになった。チームの中では良くも悪くも中央値の成績。三振は取れるがランナーを置いての投球に不安があった。

中島監督の信頼を受けて最後までセンターを守ったのは松澤裕介。
ノーエラーで期待に応えた。バッティングでは最初の4試合で19打数1安打とうまくいかず。
中軸を任されながらなかなか結果を出せなかったが、遠征終盤の6月27日のトロワ・リヴィエール戦で3安打猛打賞、続く28日オタワ戦でも3安打。だが、10回2死満塁で凡退し、打点を挙げる中軸としてもっとチームに貢献するところが見たかった。

宗雪将司も、スタートに失敗。12打席ヒットなしとスランプにはまり込んだ。
宗雪のハイライトは6月24日のケベック戦。2回、レフトフェンスを越える第1号ホームランは2年目で日本人選手初。それ以降2本の日本人選手によるホームランが出たように、呪縛を解き放ったのはまさにキャプテンの仕事だった。

加藤次郎はチーム最長タイとなる9試合連続安打を6月25日のトロワ・リヴィエール戦で達成した。この遠征、打撃はまずまずながらなかなか出場が伸びなかったのは3つのエラーを記録した守備が原因。後期へ向けて修正は必須。

古川大珠は、経験豊富な先輩捕手が調子もよかったため代打での出場がほとんどになってしまった。6月23日、初めて先発捕手として出場したが、うまくリードできずに5回7失点。6回頭から交代を告げられた。この試合は今遠征で最多失点(11失点)の試合となってしまった。
打撃面では10打数4安打と好調ではあった。とはいえ、捕手としてまだまだ身につけなければならないことは多い。

まもなく北米を離れ、四国アイランドリーグplusオールスターズは日本への帰途に就く。
7月31日の後期開幕へ向けて、たくましい成長を見せた原田を中心に回っていくであろう香川オリーブガイナーズ。
課題をそのまま残したもの、光明を掴んだもの、それぞれにとってNPB挑戦権を手にするための熱い夏が始まる。

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