【プレビュー】11月30日J2・J3入替戦 第1戦 AC長野パルセイロ VSカマタマーレ讃岐 勝敗を握る3つのポイント

~勝手にプレビュー カマタマーレ讃岐~
J2・J3入替戦 第1戦
カマタマーレ讃岐VSAC長野パルセイロ
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長野運動公園総合運動場陸上競技場 11月30日(日) 12時30分試合開始

またもや立ちはだかるのは長野、AC長野パルセイロだ。
2010年全国社会人サッカー選手権大会決勝戦(讃岐の勝利)から始まり、様々な場面における瀬戸際でボールをはさみ生じた因縁の対決は、2014年の暮れに一応の決着を迎える。
2010年全国地域サッカーリーグ決勝大会のグループステージ、決勝ラウンドの2試合の同点PK決着を闘い、共にJFLへ。JFLでは3年間勝敗は全くの五分ながら、一度も長野を順位で上回るには至らず、昨年は長野の後塵を拝す2位ながら、昇格条件を満たした讃岐がJ2への切符をもぎ取った。
残されたJ2の椅子は1つ。有利不利のないイーブンでの対戦。リアルガチの闘争は長野で始まる。

VSAC長野パルセイロ第1戦、勝敗を握る3つのポイント
◇攻める長野、守る讃岐
過去、JFLでも繰り返されてきたこの図式は恐らくこの入替戦でも踏襲される。エースストライカー宇野沢はパスセンスにも優れ、3トップの勝又、佐藤を操る。パスの供給源も向に有永といったMFのほかにも豊富で今季のJFLでは圧倒的な破壊力を見せた。
入替戦だからと言って、長野がチームコンセプトを変えてくるとは思えない。どんどん仕掛けてくるだろう。
翻って讃岐は、時にはJ2上位をも苦しめた前掛かりの中盤をすり抜けてカウンターを狙う戦術。1対1で実力を発揮するアンドレア選手や木島選手にとって対長野守備は、優秀な選手がいないわけではないが、J2で体験してきたものより優れた個人戦術を持つわけではないはず。ゴールチャンス自体は作れる。
共に一撃必殺の抜き身の刃を携えた侍同士、無傷の0点ドローは考えにくい試合となる。

▽痛い山本選手の欠場
恐れていたことが起きてしまった。J2最終節のレッドカード退場のため、中盤守備のタクトを握る山本選手が第1戦を欠場する。最終戦をほぼ主力で戦う選択をした北野監督にとって一つ大きな目論見が外れてしまった。
中盤は今までも優れた万能性を見せてきた西野選手や大沢選手らで埋めることになるだろう。だが、長野の攻撃をカットし、カウンター攻撃の起点とならなければならないセントラルMFの占めるポジションは、長野にとって支配したいエリアでここでの優劣はゲームの流れを決めてしまう。
先発出場が濃厚な監督の信頼篤い岡村選手には大いに目立ってもらいたい。
そしてもう一人中盤での出場を見てみたい選手がいる。”1試合目”からVS長野のすべてを知る男、ベテラン綱田選手だ。31節以降出場はないが、出場の機会があればそのストレスフルな試合を乗り越えてきた経験はきっとチームに生きるにちがいない。

◇交代枠5人の使い方とは?
J2とJ3の大きな違いに試合中の選手交代枠の差がある。J2は3人で、J3は5人だ。第1戦は5人交代で行われ、第2戦は3人交代で行われる。
この交代枠2人の差は大きい。運動量低下を補うための交代だけでなく、望めば2人~3人のフレッシュな攻撃ユニットをもって複数回チャレンジする機会が持てる。
試合終盤にはスペシャルチームによるセットプレーや時間限定のスペシャルプレーの打ち合いなど、普段のJリーグでは見られない駆け引きが見られるかもしれない。

昨年の鳥取から学ぶべきは、ドローに甘んじてはいけないということだ。アウェーゴールをとったことで隙が生じ、第2戦の讃岐の先制点に慌てた。
先だって予測したが、2試合とも0-0での決着は、ない、とみている。
長野を0点に抑えることの難易度を考えれば、1-1だろうと2-2だろうと引分けは所詮引分けなのだ。断固たる決意と集中力で勝利を掴み、因縁に決着をつけろ!

(記事:上溝真司)

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