【プレビュー】3月13日 カマタマーレ讃岐VSV・ファーレン長崎 ここに注目!(3月12日 カマタマーレ讃岐)

2016明治安田生命J2 LEAGUE 第3節
カマタマーレ讃岐 VS V・ファーレン長崎
3月13日(日)16時キックオフ @Pikaraスタジアム

4SPOロゴcs3

カマタマーレ讃岐開幕2連勝!
先週は東京ヴェルディを相手に堅守とカウンターがさく裂。流れの中で2点を奪う試合展開に開幕戦を楽しみに訪れた観衆は酔いしれた。
順位は2節終了時点で2位へジャンプアップし、今週の結果次第ではリーグ首位もあり得る状況になった。

今週の対戦相手はV・ファーレン長崎。先週は清水に0-3で敗れ、1勝1敗の13位。直接対決の成績は3分け1敗で讃岐はここまで勝利がない。

〇讃岐のここに注目!
ここまでの2試合を振り返って、守備の堅さについて不安はない。前線~中盤の選手のチェックが早く、パスを回させる余裕を持たせない。
特に永田亮太、岡村和哉のセントラルMFの守備面での機動力はJ2リーグ屈指といっていいスピードとパワーを見せる。
さらには、昨シーズンよりプレスの網が高めになった効果はオフェンス面でてきめんでカウンターで人数不足になるシーンが少なくなった。
全得点がMFなのもFWがつぶれ役になってバイタルエリアへ侵入するMFにスペースを作っているからで作戦通りと見える。昨年よりセットプレーも練りこまれている印象だ。
2試合連続得点中の仲間隼斗は2得点ともに高い技術の裏付けのあるシュート。好調を維持して3ゲーム連続得点なるか?

〇V・ファーレン長崎はこんなチーム
昨年度は全員守備の堅守でリーグ6位の成績を上げたが、編成を大幅にいじって得点力強化を目指したチーム作りで開幕を迎えた。
だが、開幕2試合を見る限り、パスの精度が悪く、スピードも足らないためにパスカット&カウンターの格好の餌食となり、特徴の全員前掛かりの攻撃が繰り出せない。
ディフェンス面では中盤の寄せや戻りが遅いシーンが散見される。攻守両面で中盤の戦術遂行力に問題があるようす。
攻撃の中心はセレッソ大阪から移籍のFW永井龍。個人技に優れ、一瞬の速さがある。

2節終了時点での話でいえば、讃岐の長所と長崎の短所ががっちりマッチするのでまともにいけばボールは長崎が保持しながらも讃岐優位と判断する。
ただし、4年目となる高木監督は相手を見て安全第一の戦術へ変える柔軟性のある監督でもある。うまくいかないとみればあっさりパッシングフットボールを捨ててくるだろう。
ともに守備重視で戦い抜く流れとなれば、セットプレーが得点源になる。ここまで高木和正のフリーキックの精度がよく、アシストも上げた。2試合連続アシストに期待したい。

(記事:上溝 真司)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です