【インタビュー】前半戦を振り返って~米澤 翼主将(1月30日 高松ファイブアローズ)

練習場の体育館では、庄司新ACがプレーを一つ一つチェックしながらディテールを詰めていく。細かい部分への意識というところで、集中した雰囲気が漂う。
まだまだ声の大きさや元気という部分でもっと活気があっていいと思うが、前半戦と比べても意識の変化の兆しは見える。

当初言っていた勝率5割を大きく割り込み、高松は変わらなければドアマット(踏みつけられるだけの)チームになってしまう。変革が必要だ。新ACの加入はきっかけになるだろうか?

前半戦の不振を受けて米澤主将へ、チームの状態やこれからのチームの目指すものについて話を聞いた。

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(前半戦を終えてチームの評価を)
結果として負け越しているのでいい前半戦でなかった。それを受けて自分たちがどう変えていくか、が後半戦の勝負所になってくる。

(悪かったところ、良かったところをあげるとすれば)
選手一人ひとりの気持ちというか闘志というか、欠けていた部分があったし、チームルールの徹底であったりバスケットだけでなく、バスケット外も(あってよくなかった)。
甘さが結果につながった。良かった部分は、自分たちでプレイをクリエイトしていくことに取り組んで、考えてプレーする、今どういう状況でどうしていかなければならないか。できていなかった部分も多かったけれども考えてプレーする習慣、それは今後につながってくると思います。
チームの数字を見ると、リバウンドは多いんですね。そこはもっともっと伸ばしていきたいし、3Pも30パ-セント後半が出せていたり。
数字で見ればいい部分もあり、負けているときは数字が悪かったりはっきり出ているので、形に出ている評価を頭に入れて後半戦戦っていくことが大事だし、それができればもっと成長できる。

(最後の数分で落とした試合も多かった。原因は?)
細かい、バスケットだけでない、試合前の準備や練習が足りなかったところがあったと感じる。試合でももちろん、もう少しシュートチェック手を挙げる、ボックスアウトをする、細かい部分をしっかりできていれば結果も変わっていたと思う。ファンダメンタル(基本)を一番大事にしていきたい。

(庄司新アシスタントコーチが入って変化は?)
今週から庄司さんが来てくれて、いい方向へチームが向かっていこうとしている。選手も、チーム全体も。変わらないと全員が思っているはずなので。
切り替えて一つになって前へ進むためのXファクターになって頂けるのではと。
庄司さんは、バスケットのことはもちろん、例えば遅刻をしないであったりバスケットをする以前の行動をすごく指摘している。まずは意識の部分を大事にしていると感じる。

(後半戦に向けて)
前半戦、出遅れてしまったので、後半戦は勝って、プレーオフを目指すのではなく、優勝を目指すくらい高い目標を掲げてみんなで頑張っていくのが大事で。プレーオフに出るのは当然という意識で。
絶対に負けないんだという気持ちを前面に出していくよう、全員が頑張っているところ。そういうプレーが出てきたら拍手ももらえるんじゃないかと。
僕自身もハッスルしていくので見ていてほしい。

(金沢の印象は?)
頭がいいバスケをするなと。外国人選手も強いですし、日本人選手もシュートがうまい選手がそろっているし、ディフェンスがカギになってくるんじゃないか。
相手のいい部分を消すというところができるか。ディフェンス勝負になると思います。もちろん二つ勝つつもりです。
個人としては元チームメイトの小寺選手や月野選手など、思い入れのある選手がいるので、彼らには絶対負けないようにしたいです。

 

(記事:上溝 真司)

【インタビュー】前半戦を振り返って~米澤 翼主将(1月30日 高松ファイブアローズ)」への1件のフィードバック

  • 2016年1月30日 @ 10:31 PM
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    遅刻するとかプロ失格ですよ
    ふざけてますねその選手。
    そんな選手がいるチームや許すチームなら
    勝てるはずがない。

    そういった当たり前なことが出来ないから
    プレイにもチンタラチンタラした態度がでる。

    イラッとしました

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