【プレビュー】10月10日 カマタマーレ讃岐 VS 横浜FC ここに注目!(10月10日 カマタマーレ讃岐)

明治安田生命J2リーグ 第36節
カマタマーレ讃岐VS横浜FC
10月10日(土) 13時試合開始 @Pikaraスタジアム

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下位のチームとの対戦を2連続引き分けで降格圏阻止は現実的なものになってきた。
大分も京都に並び、調子を上げてきているチームだったので下位とはいえ楽な試合ではなく、

しっかり勝点をもぎ取ったことに選手もチームもサポーターも関係者すべてほっとしたのではないだろうか。残り試合はあと7試合となった。

今週は15位の横浜FCと戦う。横浜は9月に監督が辞任、交代してから2勝1分1敗と快調。調子を上げているチームとの対戦が続くがきっちりと勝点を上積みしていきたい。

なお、山本翔平選手が累積警告のため出場停止となる。

〇讃岐のココに注目!
この直近2試合の引分けについて、京都戦で高木選手が復帰したことは大きなファクターだった。
攻撃の最前線から1歩下がったポジションを1.5列目などと表現するが、高木選手の場合は守備でMFの作るブロックの前を掃除するMF1列前のスイーパー兼、攻撃のつなぎ役という1.7列目とでも評していい、難しい役回りをこなす。
また、高木選手は前線の選手の中でも屈指のボールコントロール力がある選手でもある。
横浜は守備に弱点のあるチームであり、ぜひ得点にも絡んでもらいたいところだ。

〇横浜FCというチーム
上記のように監督が交代して上昇機運のチームだ。
シーズン後半で監督交代となると選手のモチベーション管理に支障をきたして、できていたことすらできなくなる、というケースが散見される。だが、新監督となって、前監督時の大型連敗中、大量失点が続いていた守備を立て直してきた感がある。
キープレイヤーはサイドアタッカーの小池純輝。スピードあるドリブル、決定機と見るやゴール前に顔を出す積極性に優れる。
なにより、ゴールを決めた試合は3連勝中と点を取らせるとチームがノって来るのが怖い。
レジェンドの”カズ”こと三浦は、先週の試合で先発出場しており、今週もベンチ入りする可能性がある。

調子のいいチームだが、リーグワースト2位の失点をしているDFがそう急激に改善されることは考えにくく、讃岐には得点のチャンスが比較的多くやってくるはずだ。
そこで落ち着いてネットへけりこむことができるか?が勝負の分かれ道。特に得点が少ないFW陣にはカウンター以外でのチャンスが必ずやってくるのでぜひ得点を挙げてもらいたいところ。
逆に先制を許しても慌てる必要はない。冷静にゲームコントロールをし、傷を最小限に収られれば、ノーチャンスでおわることは考えにくく、勝点を取れる可能性の高い相手だと思われる。
5月6日の前回対戦では2-1で勝利を収めている。

(記事:上溝 真司)

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