【インタビュー】津田洋道監督・伊藤伸由コーチ インタビュー② 〜津田・伊藤両氏の日常とバスケ界の立ち位置〜（９月３０日 高松ファイブアローズ）
両氏の日常
── オフの時には何をされていますか。津田監督は。
津田 特別はないねー。僕は。
伊藤 先生あれですよ、自転車乗って開拓しているじゃないですか。
津田 開拓って、ははは。
── 自転車であちこち散策されているんですか。
津田 えへへ、ちょっとね。高松の町並みを。
伊藤 先生は歌が上手でして。本当に凄いんですよ。私が聞いたときは北島三郎さんの演歌を歌っていらっしゃって。
津田 演歌はいいね。嬉しいとき、悲しいとき。共通して歌はいいんじゃないですか。
伊藤 普段から声も腹からでているじゃないか。本当に上手で。
津田 演歌系を歌いますね。今から戦いに行くとか。勝負に行く歌とかがいいですね。北島三郎さんの「海のあらくれ」村田英雄さんの「王将」であるとか。しかし、演歌の世界ですよ、勝負の世界は。
伊藤 演歌の詞はいいですからね。歌詞がいいですね。だんだん私も歳を重ねるにつれて。演歌の歌詞こんなに良かったんだと思うことがありますものね。勉強になりますよ。日本語ってこんなにいいんだなと思いますよね。
津田 作詞家というのは、本当に素晴らしい詞を、体験しているのかも知らんけど、良い詞を書くなぁと思いますよね。凄いよあれは。
── 伊藤コーチは、オフの時には何をされていますか。
伊藤 私はその辺を走ったりですかね。ランニングをしてたりしますね。一日１０キロくらい走るんですよ。一週間に３回から４回くらい１０キロ走るんです。（腕に付けているバンドをみせて。）コレ万歩計で。１０キロで設定しているんですよ。携帯にかざすと今日は何キロか分かるんですよ。ジョギングちょっと強め程度で、大体１時間から１時間半くらい走ったりして。それがこの頃楽しいですね。
── どこのメーカーのなんですか。
伊藤 ドコモのです。ドコモの社長がこれに力を入れて作ったそうで。今はナイキとか無料のアプリがあったりはするんですが。そういうのが出来てきているので。何の栄養でカロリー取ったとかそんなのも全部入れられるんですが、私は面倒くさいので、距離だけ。あとカロリー計算が出来るだけでやっているんですけど。これやっていると、やらなくちゃいけないという気にもなって。これお洒落でしているんじゃないんですよ。やばい今日は走っていないみたいな。つけてやっているんで。
── それ効果ありそうですか。
伊藤 私ですね、こっち来るときに体重が、７８キロあったんですが、今は６９キロです。
── 大体３ヶ月で、素晴らしいですね。
伊藤 １０キロくらいやると簡単に５キロくらい痩せるよと聞いていたんですが、本当に痩せましたね。ええー！と思って。真夏は日焼けに弱いので夕方とかですね。今頃ですと午後６時位。
真夏の時は午後７時位に走りましたね。
真夏の暑いとき、汗をかきたいなというときは、長袖を着て、帽子を被って、だぁーっと汗をかいて。熱中症になるんじゃないかというくらい
そういうことやって帰ると疲れるちゃって。あとはテレビ見たりビデオ見たりしていましたね。テレビ付けながらも、bjリーグのbjTVを流しながらみてはいましたね。bjTVを見ると先シーズンのビデオが見られるので。bjのことを私は分からないので。他のチームはこういう風にやるんだなとか。なるほどなと。
また、私生まれが栃木県日光市なんですよ。5歳くらいまでアイスホッケーのチームに入っていたんです。その頃クラブのスクールに入っていて、そこでアイスホッケーやっていたんですよ。日光アイスバックスになる前の古河電工時代。香川県には香川アイスフェローズがあるということで。是非見て、その激しさであるとかトレーニングそういう部分も参考にしながら見てみたいですね。
トップリーグのコートでライバルと相まみえる楽しみがある
津田 三河のガードの大口っていったかな。まだ東三河にいるね。
── はい。大口選手います。ファイナルでも活躍されていましたね。
伊藤 翼（米澤翼-高松ファイブアローズ#25）と同期の大石（大石慎之介-浜松・東三河フェニックス#1）と、並里成のお兄さん(並里祐-同#47)がボール運んでくるんですよ。
── 浜松・東三河は開幕戦の相手チームですね。
津田 浜松・東三河のヘッドコーチの東野監督は教え子です。
── ああ、そうですね。また、そのあたりも楽しみというか、コート上で教え子の方々と相まみえるのも楽しみですよね。
津田 うん。そうやね。
伊藤 是非にらみをきかせてもらって。
── 東野コーチはお話されると、柔らかい感じの方ですよね。
津田 うんそうだね。来年からは、また広島ドラゴンフライズの佐古（現：広島ドラゴンフライズHC）も対戦できるのも楽しみだね。
── 楽しみですね、同じB2の西地区のカンファレンスになりますので。
津田 西宮ストークスの上田ヘッドコーチもね。教え子にいろいろアドバイスをもらっているんです。情報をいろいろね。おい助けてくれよって素直に。皆気を遣ってくれてね僕に。北陸高校辞めて何もしていなかったでしょう。先生何しているんですか？なんて心配してくれてさ。
── コート上で北陸高校の教え子の方々とお会いできるのが楽しみですよね。
津田 うん楽しみ。勉強させてもらわないかんなぁ。逆にね。教え子達の方がプロとして先輩やからな。
── 伊藤コーチも拓殖のメンバーの方達とコートで。
伊藤 東芝の北さん（東芝ブレイブサンダース神奈川監督）には連絡をとったりとか、アドバイスをもらったりもしていますね。あとは、横浜の青木勇人（横浜ビー・コルセアーズ監督）とはチームが違うんですけど、同級生で仲がよくて連絡をとったりしています。そういうところが楽しみですね。あとは、津田先生の教え子である新潟の庄司和宏（２００９－２０１０高松でプレー 現：アップルスポーツカレッジ監督）。同じ大学で学年が一つ下なんですけれど、色々と相談を、アドバイスをもらったり。
（記事：大津 将平）