【ゲームレポート】J2第32節・「カマタマーレ讃岐vs徳島ヴォルティス」マッチレビュー

2015年9月20日(日)2015明治安田生命J2リーグ第32
カマタマーレ讃岐0-1(前半0-0)徳島ヴォルティス
得点:なし
Pikaraスタジアム 1304K.O
天候:晴、無風、気温25.2、湿度48% ピッチ:全面良芝、乾燥
試合時間:90
主審:河合 英治 観衆:8,249
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明治安田生命J2リーグ残り11試合。現在9勝10分12敗・20得点25失点で現在15位のカマタマーレ讃岐は9月20日(日)ホーム・Pikaraスタジアムにおける第32節で徳島ヴォルティスとの「東四国クラシコ」第2戦を戦った。

6月14日(日)・J2第18節、敵地・鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムでの公式戦初対戦では6,304人の前で激闘につぐ激闘を繰り広げた末、2対2のドローに終わったカマタマーレ讃岐。1,366人の徳島サポーターをはるかに上回るサポーターの大声援を受け、ピッチ上の選手たちはキックオフ直後から決定機を作り続けた。

3分にはMF永田 亮太がループ気味にシュートを放つと、7分にはスルーパスを受けたMF岡村 和哉が相手GKと1対1に。これは惜しくも枠をはずしたが、31分には第28節・ザスパクサツ群馬戦以来のJ2リーグ先発出場となったMF森川 裕基がロングスローのこぼれ玉を果敢にボレーシュートするなど、前半はカマタマーレ讃岐が完全にペースを握った。

後半、徳島ヴォルティスはクロスボールからチャンスをつかもうとするが、そこはDFエブソン・藤井 航大がさすがの対応。さらに右サイドパックで先発したアランが攻守に奮闘。後半14分にアランと交代で入ったDF沼田 圭吾も後半26分に無人のゴールへ撃たれたシュートをスーパークリアで防ぐなど、カマタマーレ讃岐は戦う集団となって勝ち点3を目指し続けた。

 

しかし迎えた後半43分。相手CKにマークがずれ、先制点を押し込まれると、その後の猛攻も実らず0対1。総観客数では徳島ヴォルティスを上回ったカマタマーレ讃岐であったが、この結果とアウェイ観客数(第18節のカマタマーレ讃岐側観客数は1,097人)により「東四国クラシコ」初年度は徳島ヴォルティスの勝利に終わった。

試合後、北野誠監督は「現時点での力の差が出た」と悔恨のコメント。フル出場の森川は「ゴール前に入っていくことを狙っていたが、守備の時間が多くてなかなかいけなかった」と悔しさをあらわにした。

これでカマタマーレ讃岐は32試合を終え9勝10分13敗。勝ち点37で明治安田生命J2ーグ残り10試合に臨むことに。次節・第33節は愛媛FCとの「北四国決戦」。9月23日(水・祝)愛媛県松山市のニンジニアスタジアムで19時キックオフとなる。

 

また、ホームゲーム「Pikaraスタジアム」開催は9月27日(日)13時キックオフで京都サンガF.Cと対戦。古巣出身のMF山本翔平、北野 誠監督、立命館大出身の森川をはじめ京都ゆかりの選手たちによる奮起に期待したい。

(記事:寺下 友徳)

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