【ゲームレポート】J2第31節・「カマタマーレ讃岐vsアビスパ福岡」マッチレビュー

2015年9月13日(日)2015明治安田生命J2リーグ第31
カマタマーレ讃岐0-1(前半0-0)アビスパ福岡
得点:なし
Pikaraスタジアム 1804K.O
天候:晴、無風、気温23.5、湿度68% ピッチ:全面良芝、乾燥
試合時間:90
主審:上田 益也 観衆:2,648

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明治安田生命J2リーグも残り12試合となった第31節。現在9勝10分11敗・20得点24失点で現在14位のカマタマーレ讃岐は、2勝1分と過去、敗戦のない5位・アビスパ福岡と対戦した。

試合前半は鈴虫が鳴くようになったPakaraスタジアム周辺のように静かな展開。カマタマーレ讃岐はDF藤井 航大やエブソンらがゴール前に築く堅い守備からFW仲間 隼斗の巧みなドリブルをベースにアビスパ福岡守備網を崩しにかかるが、シュートまでにはなかなか至らず、前半はスコアレスで折り返す。

迎えた後半。北野誠監督が「与えてはいけない時間帯に与えてはいけないプレーでやられてしまった」と悔いたように、後半2分、クロスボールに対する一瞬のスキを突かれアビスパ福岡に先制点を許すと、その後の猛攻も一歩及ばず。後半18分には仲間が自ら獲得したPKを蹴るも、相手GKのスーパーセーブに阻まれてしまった。

試合後、後半22分から自身公式戦初の右サイドバックに起用され、積極的な仕掛けでチームを活性化したFWアランは「練習の中で2週間くらい前からやってきていた。多くの勝ち点が取れるように、チャンスを多く作っていきたい」と今後の意気込みを述べ、指揮官も「アランは非常に頑張っていた」と、高い評価を与えた。

これでカマタマーレ讃岐は31試合を終え9勝10分12敗。勝ち点37。順位は1つ下がり15位。チームが今季目標に掲げる「勝ち点50」へ残り勝ち点13のまま残り11試合に臨む。

なお、次節・第32節もホームゲーム「Pikaraスタジアム」開催。9月20日(日)13時キックオフで14位・徳島ヴォルティスとの「東四国クラシコ」。2015Jリーグ女子マネージャー・佐藤 美希さんも初来場する「1万人プロジェクト」を飾るためにも、前回対戦での2対2引き分けを超える熱い試合を繰り広げた上で勝利の凱歌を上げたいところだ。

(記事:寺下 友徳)

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