【ゲームレポート】中川2安打、原口殊勲の1打点、後期優勝目指す愛媛と引分け。(9月12日 香川オリーブガイナーズ)

四国アイランドリーグplus 2015 香川オリーブガイナーズ後期第30戦
9月11日 第2試合 18時試合開始 @四国Cスタ丸亀
香川オリーブガイナーズ1-1愛媛マンダリンパイレーツ

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(坂出商業高校写真部 磯部 朋華さん)
※今日の記事は坂出商業高校写真部の皆さんに写真提供を頂きました。

この試合はマジックナンバー2で迎えた愛媛が勝つか引き分け、そして徳島の結果如何で後期優勝が決まる試合となっていた。すでに後期優勝がなくなったガイナーズ。チャンピオンシップへの準備として、愛媛のエース格をどう攻略するか?が焦点の試合だった。

試合は香川川崎、愛媛正田、両投手の快投で緊迫した投手戦になった。
川崎投手が1回~3回を3人で切る見事な立ち上がりを見せる。一方のリーグ最優秀防御率、後期へ入って未だ自責点が0という正田もランナーをだせば一段ギアチェンジする貫録のピッチング。4回は中川選手、松澤選手のヒットで作った1死1、2塁から赤松、宗雪の2選手が2連続三振、6回にも無死1、2塁を作ったが赤松、岡村、有山の3選手が3連続三振。チャンスがチャンスとして感じられない。

それでも6回に川崎投手が1失点して迎えた7回裏、ヒットで出た加藤選手をバントで送り、2死2塁で原口選手がライトへタイムリー二塁打。正田に後期初自責点をつけた。続く中川選手のライト前ヒットでホームを狙った原口選手だったが好返球にあい、敢え無くタッチアウト。この日最大のチャンスで勝ち越すことはできなかった。
tyujo(坂出商業高校 写真部 中條悠佑さん)

その後、愛媛は継投に入り、8回東風平、9回は阿部、香川も9回松本投手が最速146km/hの速球で抑え込み、9回1-1の引き分け。

中川選手にこのダブルヘッダー2試合連続の2安打が生まれ、本人は「打球もうちょっと上がってくればいい感じになる」と打率3割復帰。原口選手にも2安打1打点と復活気配。
指揮官は「チャンピオンシップへ向けて正田対策もわかった」と不敵に笑う。

9月未勝利は続いてしまったが、投打ともに微かな光明が見え始めた。
okazaki(坂出商業高校 写真部 岡崎慎也さん)

西田監督:
チャンピオンシップに向けていけるピッチャー、いけないピッチャーをみきわめている段階でね。先発はやっぱり川崎、エドワーズはほぼ決まっていますので、(第1試合に投げた)原田、太田とかどれくらい投げられるか。短期決戦という緊張感の中でね。
愛媛も(先発は)正田、小林かというところで。愛媛が中継ぎが非常に良いので(今日投げた)東風平とか阿部とか。
前期の後半に正田を一度やっつけたわけなんですけれど、正田に対する対策はだいたい解ってきているんで、バッターとのデータを分析しながらね。

智勝コーチ:
ちょっと悪循環に陥っている。打席でボール球を追っかけたり、打ちたいのはわかるけれども、好球必打というところしっかり伝えてきたい。前期は1年目の選手が勢いをつけてくれた。後期は経験のあるメンバーに気持ちも技術も引っ張っていってもらいたいです。

リーグ順位:9勝15敗6分 3位(リーグ公式)
OG前期日程:香川OG公式

チーム 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E
愛媛MP 0 0 0 0 0 1 0 0 0 1 5 2
香川OG 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 9 0

(写真:坂出商業高校写真部 磯部朋華さん、岡崎慎也さん、中條悠佑さん 記事:上溝 真司)

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