【ゲームレポート】山下凱旋3ポイント!アローズ、ヒートデビルズを下しプレイオフ進出へ繋げる(3月29日 高松ファイブアローズ)
ターキッシュエアラインズbjリーグ2014-2015 Regular season 第23節第2試合
高松ファイブアローズ93-86大分ヒートデビルズ
@善通寺市民体育館 3月29日(日)

凱旋試合だ。善通寺の皆が彼を待っていた。
試合の終盤4Q残り、4:33。高松73ー71大分の場面、コートに送り出される。
高松ファイブアローズ背番号24、山下和樹。
ソーントン、藪内とボールが回り、3ポイントライン外で待ち構える、山下へとボールが渡る。
淀みなく放ったボールは大きく弧を描きゴールネットと会場を揺らす。
会場の空気を一変させる3ポイント。
そして見せ場はもう一度。
リプレイシーンを見るように、また藪内からボールを受けた、山下。
迷いはなかった。放ったボールがもう一度ネットを揺らし、チームを蘇らせる。
4Q、2:19、高松79-72大分
地元善通寺の会場を沸騰させる。小さくガッツポーズする。
「練習通りすれば絶対入ると思っていた。2本目も絶対決まると思っていた。思い切って打ちました。会場の声援を受け、それも凄く力になった。今シーズンの試合で初めて出したガッツポーズ。声援が凄く嬉しかったです。ただ、満足せずにプレイオフ進出に向け、しっかり戦っていきたいと思います。」と、試合後のコメント。
絶対に落とせない試合での大事な場面での2本の3ポイントシュート。
更なる成長とチームのプレイオフ進出へ向けて全力で戦う事を誓った。

ライオンズ選手コメント
-大黒柱としてタフな試合でした
「今日、自分がチームリーダーとして泥臭いプレーでもやっていかなくてはいけない。ルーズボールを取りに行ったり、チャージを取りに行ったり、チームのために、勝利のためにやらなければいけないと思いながら、プレーをしていました」
-1Qの苛立っていた様にみえたな部分に関して
「フラストレーションを感じながら戦っていたというよりは、感情を表に出して戦っていたというのが本音のところで。特に自分は感情を表に出すタイプの選手だと思うので。こういう本当に大事な試合で、(チームが)気持ちが入っていないのであれば、いけないということです。それだけこの試合が大事だったということなのです。」
-4Q終盤の山下選手の3Pに続いて3Pを決めましたね。狙っていましたか。
「キャプテンの翼が出られなくなり、代わりに入った和樹。練習でも非常に良いリズムでシュートを打っています。和樹の作った良いリズムに乗って、上手く決める事ができました。チームの外国人選手4人が得点を取る役割の中で、もう一人、日本人選手でも点数を立て続けに入れてくれたというところが、新しい更なるブーストをチームにもたらしてくれたと思っています。」
-大阪戦に向けて
「大阪というチームのプレイスタイルが、速いガードがいて、展開を速くして、3ポイントの上手な選手がいるというところなので、一番に言えることが、チームディフェンスを確りやるということだと思っています。チームディフェンスを確りやって、自分たちのリズムでバスケットをやっていくということが必要だと思います。」
前田HCコメント
「第1クオーターは澤岻選手にやられてしまった部分がありましたが、チームとして良く粘れました。最終クオーターはチームで攻め、チームで守ることができました。そして、勝利を取れたということが先ず、良かったと思います。これから厳しい戦いが続きます。確り準備をして確り繋いでいきたいと思います。今日の試合、なかなか離しきれなかった中、最終クオーター、山下が勝負どころで2本連続で大きいシュートを決めてくれました。あそこからチームが非常に勢いに乗りました。あのシュートに救われたのかなと思っています。そして、山下のディフェンスが今日ずっと良かった。キャプテンの米澤の穴を埋めるような形でディフェンスマンとしての起用していました。シュートも確り絡んでくれるようになりつつあるところで、確(しっか)り決めてくれました。役割としても彼が大きなピースになりつつあるのかなと思っています。そして、次戦から大阪戦ということで、どうやってチームディフェンスを徹底するか。チームとしての遂行力、チームとして徹底できるように準備していきたいと思う。」
4月に入り最終決戦を迎える。次週休みをはさみ、残りは6試合となった。
アウェイ大阪(4/11・12日)、ホーム最終の群馬(4/18・19日)、レギュラーシーズン最終の福岡(4/25・26日)。
忘れ物を取りに帰る時が来た。
6シーズンぶりのプレイオフ進出に向けてシーズン最後、舞台の幕は上がる。

Q 髙松 - 大分
1Q 22 - 28
2Q 20 - 10
3Q 19 - 18
4Q 32 - 30
合計 93 - 86
(髙松: パケット 22得点 、ソーントン 19得点 、ライオンズ 10得点10リバウンド8アシスト、菊池 10得点 、山下 9得点 )
(大分: 澤岻 19得点 、マッケイミー 16得点 、波多野 14得点 、ソーントン 11得点 12リバウンド )
(記事:大津将平)
