【ゲームレポート】 中村亮・勝ち越し弾も原一樹の「恩返し弾」でドロー、J2昇格圏と勝ち点差16で残り10試合へ(9月29日 カマタマーレ讃岐)

2019年9月29日(日)2019明治安田生命J3リーグ第24節
カマタマーレ讃岐2-2(前半1-1)ロアッソ熊本
得点:讃岐:森川 裕基(前半9分)、中村 亮(後半37分)、熊本:三島 康平(前半5分)、原 一樹(後半44分)
Pikaraスタジアム 13:06K.O
(記事:寺下友徳)

――――――――――――
(写真:リーグ戦・第13節群馬戦以来の出場となったカマタマーレ讃岐、木島 良輔)

カマタマーレ讃岐の戦績は、7月に1分3敗。8月は2敗。9月1日(日)のアウェイ・Y.S.C.C横浜戦こそ3対2で競り勝ったものの、その後の2節は0対2・0対5と上向きのきっかけが見えない。
J2復帰目標となる前節終了時点2位のロアッソ熊本までは勝ち点差15、1年でのJ2復帰は絶望的な状況の中、9月29日(日)の第24節では、そのロアッソ熊本をPikaraスタジアムに迎え戦った。

 

カマタマーレ讃岐・上村 健一監督は、この試合において「ロアッソ熊本はGKから1枚ずつ相手をはがしてくるし、相手と我々との追う距離やスピードの差を考えると少し受ける形を取らなくてはいけない」と、あえて守備ブロックを組んでからの堅守速攻策を選択した。

しかし、前節のブラウブリッツ秋田戦で3点を決められたクロスからの守備は2週間のトレーニングを重ねたこの試合でも整い切らず。前半5分に左サイドからクロスを許すとDFラインの前から飛び込んできたFW11三島 康平にフリーでのヘディングシュートを決められた。

ただ「J2復帰が難しい現実はあるが、香川県を背負って応援してくれている人たちのために必死でプレーすることを、この2週間ずっと言い続けてきた」(上村監督)カマタマーレ讃岐は、この一撃で目覚める。前半9分にはDF5麻田 将吾のロングフィードを左サイドで受けたFW21福家 勇輝が相手DFを1人ドリブルではがし、絶妙のクロスをMF11森川 裕基へ。これを森川が相手と絡みながら左足で決めて同点に追いつくと、後半からは当初プラン通りに前線からの積極的なプレッシングでロアッソ熊本を翻弄。

さらに第12節・ザスパクサツ群馬戦以来となるFW33木島 良輔らの途中投入で勢いを増すと、ついに後半37分「1枚相手をはがして前に出たときに両サイドにいた2人が引き付けてコースを作ってくれた」FW29中村 亮が20mのドリブルでゴール前に進出してからの左足シュートを左サイドネットに転がしカマタマーレ讃岐が勝ち越しに成功した。

それでもロアッソ熊本にはこの男が残っていた。昨シーズンまでカマタマーレ讃岐のエースストライカーとして君臨したFW9原 一樹。直後に投入された原は後半44分。CKから三島が放ったシュートのこぼれ球に右足で鋭く反応。これが同点ゴールとなり、試合はドローに終わった。

 

試合後、主将のDF30竹内 彬は「ホームゲームなのに勝ち点3を取れず申し訳ない。ただ、可能性ある限り僕らは戦うし、応援して頂いている以上勝つことだけを考えてやりたい」とコメントした。

なお、残りリーグ10試合で今節勝ち点を伸ばした2位・ギラヴァンツ北九州との勝ち点差16となったカマタマーレ讃岐の次節・第25節もPikaraスタジアムでのホームゲーム。10月6日(日)13時キックオフのガイナーレ鳥取戦となる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です