【ゲームレポート 】1球に沸く今季最多の3,696人。森崎の奮投と、ウルフ由伸からの激励と(8月25日 香川オリーブガイナーズ)

四国アイランドリーグplus後期リーグ 香川オリーブガイナーズ 第26戦
読売巨人軍3軍 5-1 香川オリーブガイナーズ
@レクザムスタジアム 8月24日(土)
(記事:西村 志野)
――――――
 

混戦のなか残り試合も少なくなり優勝争いがさらに熱を帯びてきた四国アイランドリーグplus。香川オリーブガイナーズは後期優勝をめざし、首位、愛媛を追っている。ガイナーズは8月23日の巨人3軍との定期交流戦初戦を勝利で飾り、24日に2戦目を迎えた。

この日は読売巨人軍球団特別顧問で巨人前監督の高橋由伸さんが来場。始球式を務め、見事なストライク投球をみせると今シーズン最多3696人の観客が集まったレクザムスタジアムは由伸コールに包まれた。

 
小雨が降るなか行われた試合は初回、ガイナーズが2番、若原翔平、3番、白方克弥の連打でチャンスを作ると、4番、三好一生の犠牲フライで幸先よく1点を先制する。
ガイナーズの先発は地元、香川県出身の森崎友星。高松中央高校から社会人・アークバリアを経てガイナーズに入団した2年目右腕だ。1回裏にゴロの間に1点を失い同点とされるがその後、森崎は安定したピッチングをみせる。「ストレートが走っていたことで変化球が生き、打ち取ることができた」と2回から5回まで1人のランナーも許さず巨人打線を完璧に封じ込めた。
 
「1球1球へのどよめきがいつもより聞こえた」
 
3600人以上の注目を浴びた右腕は6回、さらには「ラスト1イニング」と力を振り絞った7回も無失点投球で、後続に託した。
しかし、8回、2番手で登板した久保潤也は3連打を浴びるなどして勝ち越しを許す。守備のミスもありこの回4点を失ったガイナーズ、1対5で敗れ、巨人戦連勝とはならなかった。先発の森崎について「球の走りもよかったし、成長している。ただ勝ち運がないね。勝ち星をつけてあげられたらいいんでしょうけど」と西田真二監督。「お客さんにこれだけ入ってもらって(高橋)由伸さんも来てくれて、こういう試合を勝ち切って選手たちが成長していく姿を見せることが大事。勝てるゲームだった」と悔しさをにじませた。
 
7回6奪三振、1失点の好投をみせた森崎は「このところピッチャーが粘り切れていないところがあるので、残りの試合もピッチャー陣がしっかりして戦っていきたい」と前を向いた。

対戦相手の巨人では四国アイランドリーグプラス、徳島出身の増田大輝が1軍の舞台で躍動している。この日の試合前、バットを手にガイナーズの選手たちに身振り手振りを交えながら個別指導を行った高橋由伸さんは、「ただ頑張るだけではなく自分の“特長”、“特にいい部分”を伸ばしてアピールして頑張ってほしい」と、独立リーグでプロの舞台をめざし奮闘する選手たちにエールを送った。大きな声援はそんな選手たちにとって何よりも力になり、背中を押してくれる。残りわずかの後期シーズン。優勝、そしてドラフト会議での指名をめざしグラウンドを駆け回る選手たちにぜひ球場で熱い声援を送ってほしい。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です