【ゲームレポート】我那覇、西2試合連続弾に「二刀流」ぺ スヨンでカマタマーレ約1年ぶりの3得点!(6月16日 カマタマーレ讃岐)

20196 15日(日)2019明治安田生命J3リーグ第12
カマタマーレ讃岐3-0(前半1-0)Y.S.C.C.横浜
得点:讃岐:9我那覇 和樹(前半34分)、23西 弘則(後半10分)、3ペ スヨン(後半22分)
Pikaraスタジアム 18:03K.O
(記事:寺下友徳)

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6月15日(土)・2019明治安田生命J3リーグ第12節。6月9日(日)の前節はパナソニックスタジアムでのガンバ大阪U-23戦でFW9我那覇 和樹とMF23西 弘則の相手を崩し切ったゴールで2点を先制しながら「下がったエリアでの守備」(上村 健一監督)を整理できず痛恨のドローに終わり、4位に後退したカマタマーレ讃岐は、今季から就任したドイツ人と日本人のハーフである34歳・シュタルフ 悠紀リヒャルト監督が敷く2トップ・インサイド2シャドーの攻撃的システムが機能し、早くも昨年の8勝に迫る4勝をマークしている15位・Y.S.C.C.横浜と対戦した。

 

朝から降り続く雨が時折激しくピッチ上を叩き、水が各所に浮くコンディションの中、最初にペースを握ったのはY.S.C.C.横浜。キャプテン30竹内 彬とリーグ戦5試合ぶりの先発となった5麻田 将吾が組んだセンターバック背後にあるスペースを徹底して突いた彼らは、前半11分にMF7宮尾 孝一が上げた右クロスにFW15奥田 晃也がフリーでヘディングシュート。これは左に外れたが、その後もFK・CKでカマタマーレ讃岐を脅かした。

ただ、ここをしのいだカマタマーレ讃岐は、徐々に相手の好守に対応すべく立ち位置を変えながらエアバトル・ウォーターバトルで強みを発揮。「今日のためのサッカー」(麻田)に徹したことで、前半34分・目の覚めるゴールが生まれる。

 

相手GKのミックミスを左サイドで拾ったのはこの日も驚異的な活動量を示したMF17池谷 友喜。そのパスカットに反応したMF27林 友哉が左足ダイレクトパスで大きくペナルティーエリア右に展開した先にいたのは「僕の動き出しを見て出してくれたし、ピッチコンディションを考えるとダイレクトで(シュートを)撃った方がいいと思った」レジェンド・我那覇。日本代表・川崎フロンターレ時代から何度も決めてきた角度から強烈すぎる右足シュートは、水滴を伴ってゴールに突き刺さった。

 

前半終了間際のピンチを乗り切り1-0で折り返した後半、カマタマーレ讃岐はさらに闘志のギアを上げる。そして迎えた後半10分、相手のスローインからボール奪取した我那覇は今度は「後半は我那覇さんの後ろで(池谷)友喜と組んでいた」西へ絶妙のスルーパス。これを西が元FWらしく落ち着いて沈め、2試合連続のアベックゴールを達成した。

 

さらに後半22分にはその4分前に我那覇と交代し「DFと両方の準備をしていた」カマタマーレ讃岐の二刀流・3ペ スヨンが観衆を魅了。GK1清水 健太のゴールキックを林が頭で競り勝ったボールを受けると「相手GKが前に出てるのはベンチから見ていたので、狙おうと思った」35メートルロングシュートを敢行。雨に打たれながら糸を引いたボールは3たびネットを揺らし、昨年6月30日・明治安田生命J2リーグ第21節・ホームでの東京ヴェルディ戦以来となる3得点。

 

そして残る時間を11人+サポーターが一体となって守ったカマタマーレ讃岐は、実に2017年4月2日・明治安田生命J2リーグ第6節・ホームでの湘南ベルマーレ戦以来となる公式戦3点差勝利を収め、3位の藤枝MYFCがカターレ富山、首位・ロアッソ熊本がFC東京U-23に敗れたことにより、ロアッソ熊本に勝ち点差1と迫る暫定2位に浮上している。

 

そんなカマタマーレ讃岐のJ3次節・第13節は、6月23日(日)に19時キックオフで群馬県前橋市の正田醬油スタジアムで開催されるザスパクサツ群馬戦。Pikaraスタジアムでのホームゲームはさらにカターレ富山とのアウェイゲームを挟んだ7月6日(土)18時キックオフ・セレッソ大阪U-23戦となる。Y.S.C.C.横浜戦において、戦術戦略面での優位性以上に大事な「闘志」を得たカマタマーレ讃岐。今後も相手から学んで成長するコンセプトを継続し、まずは前半戦残り5試合を闘いぬくべく、彼らは準備の日々を過ごす。

 

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