【ゲームレポート】外国人カルテット躍動、奈良を突き放す快勝!(3月22日 高松ファイブアローズ)
ターキッシュエアラインズbjリーグ2014-2015 Regular season 第22節第2試合
高松ファイブアローズ87-61バンビシャス奈良
@高松市香川町総合体育館 3月22日(日)
高松連勝!連敗すればプレーオフ進出に黄信号がともる奈良とのノックアウト・マッチに勝利し、奈良戦今季4連勝!
しかも、26点差をつける快勝でケリをつけて見せた。
第2Qは前田HCが「前半は自ら崩れてしまった。」と振り返ったように、第2Q13点にとどまる低調な内容。
だが、後半に入って一気にペースアップ。激しいディフェンスでターンオーバーを誘い、ライオンズ選手の3Pで逆転成功。ワッツ選手、パケット選手も続き、差を14点まで広げることに成功した。第4Qもその流れに乗って、さらにソーントン選手も加点に加わっていく。
終わってみれば、外国人4人がみな15得点以上、得意でないリバウンドで13本の差をつけ、今季高松の最多得点差となる快勝劇。
HCはハーフタイムでチームとして戦うこと、互いに助け合うことを話し合ったという。それがすぐに発揮され、うまく回りだすあたり高松に力強さが備わってきているように思える。
残り8試合となり、9位には1ゲーム差で滋賀から勝利を挙げた福岡が浮上し奈良はゲーム差なしの最下位。残りの対戦を見る限り高松に分があるように見えるが、福岡とはアウェーでの直接対決を残しており、2ゲーム差以内で最終節を迎えるようなことになれば何が起きるかわからない。
今の力強さを自らのものとできるかがこれからの闘いで試される。
前田HCコメント:
前半は自ら崩れてしまったんですが、後半になって選手がチームとしてバスケットが20分間できて勝てたのは非常に大きい。落とせない試合2戦をしっかりとれたというのも、チームにとって大きなものだったので、また来週に向けてしっかり準備をしたい。
(後半どこが変わった?)
ハーフタイムで意見を出し合って、チームでやるという意識ができたのは大きな可能性を感じた。
勝たなければいけないからプレッシャーがかかる。その中でどうやってチームとして勝ちに向かっていくか、お互いに我慢して、助け合いながら進めていけるか。
あと8試合気の抜けない試合が続くのでチームとしてまとまることが大事。
ホームでたくさんの人に応援してもらうというのがチームにとってプラスになるのでみんなで勝ちに行きたい。
Q 髙松 - 奈良
1Q 17 - 17
2Q 13 - 19
3Q 29 - 9
4Q 28 - 16
合計 87 - 61
(髙松: ワッツ 18得点5アシスト、パケット 17得点 、ソーントン 16得点10リバウンド、ライオンズ 15得点9リバウンド7アシスト )
(奈良: セントジョン 16得点9リバウンド、タプスコット 15得点 )
(記事:上溝 真司 写真:坂出商業高校 写真部)