【ゲームレポート】 前向きな課題を得て再びJ2復帰の道程へ。カマタマーレJ3初黒星(4月15日 カマタマーレ讃岐)

2019414日(日)2019明治安田生命J2リーグ第6
カマタマーレ讃岐01(前半00AC長野パルセイロ
得点:長野:三上 陽輔 (後半35分) 
Pikaraスタジアム 1303K.O
天候:雨、無風、気温14.6、湿度81% ピッチ:全面良芝、水含み
(記事:寺下友徳)
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(写真:後半アディショナルタイムのCKでゴールを狙うカマタマーレ讃岐GK清水健太)

4月14日(日)、2019明治安田生命J3リーグ第6節。今季から就任した上村 健一監督がシーズン前に「重要だと思っている」と位置付けていた開幕5試合を4勝1分0敗・勝ち点13・6得点2失点で切り抜け、明治安田生命J2リーグ昇格圏内の2位に付けているカマタマーレ讃岐は、Pikaraスタジアムに2014年のJ2・J3入れ替え戦で激闘を演じたAC長野パルセイロを迎えた。

5-3-2のシステムからロングボールを多用してコンパクトな布陣を崩しにかかるAC長野パルセイロの戦術に悩まされ、序盤は中盤でのボールロストが目立ったカマタマーレ讃岐。ただ、「相手のワイドの選手に対してのポジショニングを修正した」(MF11森川 裕基)ことによって徐々にポゼッション率を上げることに。22分に4-1ー4-1システムアンカーの位置で攻守の起点となるMF14佐々木 渉がFKのこぼれ球を拾いグラウンダーのシュートを放つと、28分には左サイドの崩しからFW19重松 健太郎が相手GKを脅かす決定的シュートを放つなど、前半はカマタマーレ讃岐ペースで折り返した。

後半「立ち上がりから100%でプレーしよう」と指揮官から檄を受けたカマタマーレ讃岐の11人は雨が激しくなるなかでも、さらにスピードをアップ。2分、6分には重松が、11分にはMF27林 友哉が、16分にはDF4荒堀 謙次のCKから森川が次々とシュートを放ったが、AC長野パルセイロ守備陣の身体を張ったディフェンスにゴールを阻まれた。

 

ただし、押している時こそ警戒すべきは一瞬のスキ。後半16分からカマタマーレ讃岐・上村 健一監督とも日本代表で共にプレーした経験を持つ41歳ボランチ17明神 智和の投入でシステムを4-4-2気味に変えたAC長野パルセイロは後半35分、FWから右サイドに回っていた14東 浩史が中盤から浮き球を供給。「陣形を修正できなかった」(DF5麻田 将吾)カマタマーレ讃岐守備網はこれをクリアしきれず。こぼれ球を拾ったFW19三上 陽輔にこれを決められ痛恨の失点を喫すると、GK1清水健太も参加したパワープレーもゴールを割ることができず。カマタマーレ讃岐はJ3で初の敗戦を喫した。             

 

試合後「選手たちはAC長野パルセイロ戦を分析した中、遂行したプランを100%やり続けてくれたが、天候の悪い中精一杯応援していただいたサポーター・ファンの皆さんに申し訳ない」と責任を一身に背負った上村監督は、「自分自身の振り返りをしっかりして正しい提示をしたい」ともいう。
敗戦の中で理解できた意味は決して少なくない。幸いにも順位を3位に食い止めた次節以降、さらなる化学変化・成長につなげるかを注目したい。

そんなカマタマーレ讃岐の次節・第7節は2週間のブレイクを経た4月28日(日)。神奈川県相模原市の相模原ギオンスタジアムにて元日本代表、アーセナル(イングランド)などでもプレーしたMF稲本潤一ら豊富なタレントを擁するSC相模原と13時キックオフで対戦する。

 

そしてPikaraスタジアムでのホームゲームは令和の世に入り、5月5日(日・祝)・13時キックオフで行われる藤枝MYFC戦。数々のJクラブを上に押し上げてきた知将・石崎 信弘監督の練る策をいかに対応しつつ、AC長野パルセイロ戦で20本を放ったシュート数を保ちながら、いかにその精度を上げていくことが勝利のポイントになる。

 

 (記事:寺下 友徳)

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