【インタビュー】12月23日 第14節香川VS茨城 第2戦試合後HCコメント(12月24日 香川ファイブアローズ)

岩下桂太 茨城ロボッツHC

出だしウチの外のシュートがすごく入って点数的にはパッと開いたのですが、軽かったというか、相手のペイント内での得点が多かったので、ペイントの得点を減らそうと前半話をしました。
今日は本当に昨日と違って。昨日はちょっと重かったのでできるだけボールをシェアして早いパス回し、人がしっかり動くというバスケットをいい形で表現できたのかなと感じます。全員得点、2ケタ得点が5人、アンドリュー選手がトリプルダブルと非常に内容のあるゲームだったと思います。

ー2日連続で低得点に抑えた

昨日に関しては相手のシュートが入らなかった。いいシュートを打たせてしまっていたのですが、入らなかったのが大きかった。今日は質が違ってボールに対する出方、ボールに対するプレッシャーの掛け方が積み重なってパーセンテージが落ちていたと思いますし、特に後半に関しては全員がよく動いてよくしゃべって、オフェンスのいいリズムからディフェンスのいいエナジーにつながって。
昨日と今日とは質がぜんぜん違います。

ー昨日のオフェンスとの違い

ボールラインがさがったんです。ボールラインを下げさせてという話をして。ボールラインが下がってのシュートは上(いわゆるトップの位置)からくるシュートより打ちやすいですしリバウンドも入りやすいので。いいシュートを打つことができた、ゲームプラン通りのシュートが打てていたと思います。

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衛藤晃平 香川ファイブアローズヘッドコーチ

点差のことはまず置いておくとして。

いい経験ができたのかなと思います。負けたことは悔しいんですけれど、ロボッツがやっていたようなディフェンスを求めていますので。彼らロボッツとウチとどこが違ったか、生かしていくしかないゲームだと思います。

あとは去年からの課題ですけれど、チームとしての戦術を遂行することができていなかったかなと。ゲーム中にアジャストすることができなかった。
力の差をまざまざと見せつけられたゲームでした。

ーディフェンスの違いについて詳しく

とにかく、ディフェンスのコミュニケーションの質が違うと思います。ディフェンスディフェンスというトークでなく、こっち行って、あっち行ってというコーチングの量が違う。相手がスイッチした後に相手の日本人選手とレジー、ウッドベリーとなったなった時にも臆せず「守ったる」という強いハートがあった。そこを学ぶべきだと思います。

ー茨城のシュートがよく入ったが

(茨城が)40分間落ちなかったのは見事。
中はいいから外を抑えろ、というのは今日の試合徹底していたこと。それが、いきなり3pでランされたので。結果的にメンバー3人入れ替えて落ち着いたのですが、ゲームの入りが無茶苦茶悔やまれます。(3Pだけは)あかんでという共通理解をもってはいったのにそれでやられる。悔しいです。
スイッチした時に、マークが変わるのは構わないけれど、変わった後がソフト。バーンと相手に近寄れないから気持ちよくシュートを打たれてしまっている。自分がシューターについていたらそいつに打たれちゃいけないっていうのはわかっているんですが、マークがずれたら簡単にうたれてしまう。中にヘルプに行く必要性がないのに、いってしまう。
土日いままでできていたのは、ちゃんと遂行できていたから。今日はディフェンスリバウンド、トランジション、3Pを打たすなの3つで入ったのに、ディフェンスが崩壊してしまった。

ー3Qの連続ターンオーバーは試合のポイントではなかったか?

どこまで上がって来れるかなと。石川と大橋がどこまでコントロールできるかなと、経験も含めて我慢して使いました。結果うまくいきませんでした。

ー20分超えて使った大橋について

今後伸ばしていかないといけない点は、もちろんチームディフェンスが当然理解できていないこと、もちろんフィジカルの弱さもありますけれども。あとファストブレイクに行くのに、行ききるのかハーフコートに移行するのかのジャッジが遅い。センターライン超えるときにはジャッジしておかなければならないのに、なんとなく入って彼のターンオーバーで終わる場面があった。ジャッジの速さを上げないと通用はしない。

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