【ニュース】独立リーガーの夢。2018年 プロ野球ドラフト会議は本日17時スタート。(10月25日 香川オリーブガイナーズ) 

2018年 プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンDが本日17時より開催される。

今年は春夏連覇した大阪桐蔭の3年生根尾、藤原、柿木らに、金足農業の吉田、報徳学園の小園ら高校生に逸材が揃い、誰がどのチームから指名を受けるか?に注目が集まっている。

NPBへの登竜門を自任する独立リーグのチームにとっても大切な日。
香川オリーブガイナーズでは過去、11年連続合計24人の選手をNPBへと送り出していたが、2017年にストップ。今季はそのリベンジと答え合わせの場となる。

指名の可能性があるのは、野手では妹尾克哉、投手では原田宥希の二人のタイトルホルダー。
妹尾克哉。神戸国際大学附属高校出身の2年目。
1年目からNPBへの距離感を意識しながらギラつきのあるプレーを見せていたが、今季見事に開花。跳ねるように走るバネが感じられる選手で、守備面でも球際への飛びつきにはガッツが感じられ、例えエラーをしても次の守備機会に同じメンタルで飛び込める。打撃面ではしっかりと振り切るスイングには昨季ホームランを打ったパンチ力を内包し、まだまだ伸びしろを感じさせる。
打率.356はガイナーズ史上最高打率でのタイトル。2015年、大木貴将(現ロッテ、育成1位指名)に続く首位打者タイトルからのドラフト指名を目指す。

原田宥希は常時140キロ後半のストレートを投げられる4年目、右サイドハンドのエース。
昨季指名ならずの悔しさを背負い、最優秀防御率と最多セーブのタイトルをとって、名実ともに四国IL最強の投手となった。
61回1/3を投げて71奪三振と投球回を上回る奪三振の魅力はそのままに一回り大きく。そして、2011年の岩根成海以来となる元NPB、外国籍以外のドラフト対象者による防御率タイトルをもぎ取った。課題となっていた抜け球癖も改善。苦しいときに我慢できる粘りが1.47という防御率に表れた。

”ガイナーズブランド”は我武者羅さだと断言できる。
主力格のドラフト2巡目で指名された又吉克樹(現中日 )だけでない。
内外野だけでなく、捕手もできる超ユーティリティで今季独立リーグ出身者初の国内FA権を獲得した三輪正義(現ヤクルト・2007年6巡目)が代表格。下位や育成でのドラフトからでも必死に喰らいついて、ポジションを奪いにいく我武者羅さを武器に数多くの先輩選手たちがNPBをサバイブしている。

妹尾は、原田は”ガイナーズブランド”を胸に指名を待つ。

ドラフトの模様は衛星放送のスカイA、ウェブ中継のParavi(https://www.paravi.jp/)で指名終了まで放送される。

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