【ニュース 】香川ファイブアローズ、ホーム開幕戦を勝利で飾る!(10月7日 香川ファイブアローズ)

2017-18 B.LEAGUE2部 ホーム開幕節1試合目
香川ファイブアローズ 73-60 福島ファイヤーボンズ
@高松市総合体育館 10月6日(土)
(記事:上溝真司)

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香川ファイブアローズは10月6日、高松市総合体育館に福島ファイヤーボンズを迎えてホーム開幕戦に挑み、73-60のスコアで勝利。
ホーム開幕を勝利で飾るのはB2参入初、実にbjリーグ高松ファイブアローズとしての2015年10月10日以来の慶事だ。
本日10月7日、2015年をなぞるホーム連勝へ向けて13時のティップオフを迎える。

ウッドベリーのオープニングショットが決まるとファイブアローズは波にのった。
インサイドではレジーが制空権を確保。福島外国籍のボックスアウトを確実に決めて、6/18と低調だった1Q福島のシュートがこぼれるのをことごとく拾っていく。このQだけで8リバウンドを獲って試合のモメンタムを掴んだ。

2Qに入ると、奈良戦でも追い上げに一役買ったレジー・ウッドベリーのピック&ロールが面白いように決まる。このQの17得点はウッドベリー11得点、レジー6得点とすべてこの二人で叩き出した。

3Q、衛藤HCのゲームデザインがハマる。おそらくレジー・ウッドベリーラインへの早めのダブルチームの作戦できた福島をあざ笑うように福島の外国籍選手を3Pライン付近まで吊り出し、満を持して木村が突貫ドライブを敢行。序盤にレイアップ2本で調子に乗り、3Pまで決めてQ8得点を挙げる。
木村のアタックが効き、ディフェンスのフォーカスがぼやけた福島はボールの後追いになるなか、確実にシュートを沈めてさらに点差を離す。

4Qわずか3分足らずで68-51の17点リード。この時点で福島は外国籍選手をすべてひっこめて”投了”。
1Qから4QまですべてのQで福島よりも多くの得点を獲得する完勝だった。
4分5秒でようやく新加入の原田がコートへ。するとファーストプレーで相手のシュートをチップし、そのこぼれ球を確保して1ブロック1リバウンドを記録。ターンオーバーの反省とさらに1リバウンドを稼ぎ、外国籍選手とのマッチアップもこなしたところで出番は終了。
原田祥伍のBリーグデビューは出場2分54秒、2ディフェンスリバウンド1ブロック1ターンオーバーとまずは上々の成果。

29得点のウッドベリーは、「最初の奈良戦で僕は7ターンオーバー。アーリーカップでもターンオーバーが多かった。得点はあくまで結果で確実に、そしてチームでプレーすることが大切なんだ。」としながらも満足そう。
随所に準備してきた、弱点めがけての王手をかけ続けたファイブアローズに対して福島はあまりに無防備であったし、すべての面で後手を踏んでいたと言わざるを得ない。奈良戦でも狙ったポイントでは相手の弱みを突く厳しい攻めはできていた。ファイブアローズを去年同様に見るチームは痛い負けを喫するだろう。

心配なのはシュート成功率が4割を切ったレジー・ウォーレン。
試合中は一時足を引きずる場面も見られた。最後までプレーしきってはいたものの、精神力の強い選手だけに状態はわからない。本来の暴れっぷりで得点を荒稼ぎするレジーの”開幕”が早く見たい。

 

香 川   福 島
18 1Q 13
17 2Q 14
26 3Q 22
12 4Q 11
73 合計 60

(香川:ウッドベリー 29得点6リバウンド6アシスト、木村 16得点3P 2/2、ウォーレン 15得点13リバウンド4アシスト )

(福島:ラベネル 19得点8リバウンド4アシスト、神原 12得点5アシスト、安慶 5得点3リバウンド )

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