【インタビュー】4月15日28節第2試合 香川VS仙台 試合後インタビュー(4月16日 香川ファイブアローズ)
髙岡大輔 仙台89ERSヘッドコーチ
香川さんの高いインテンシティに前半は面を食らったわけじゃないですが、僕らよりぜんぜん高いインテンシティで臨んできていたのに対して、僕らは足らなかったなと。それがすべてのゲームだった。それでしっかり、後半は高いインテンシティでもったのでカムバックできたが、最終的に勝負所でインサイドをアタックしてきた香川さんに対して外ばっかりになってしまったうちのオフェンスっていうのは最終的な敗因ですが、ゲームを通して僕たちのゲームができなかった。
前日香川さんに対してスリーポイント、香川さんがインサイドを抑えてくるようにされていたので、外のシュートを決めきることができて昨日は勝つことができましたが、今日はそれでも同じディフェンスをしてこられて。そこに対してそれでもインサイドを攻めたかったんですが、攻めれず。流れを失い外の簡単なシュートを打ってしまった。いいシュートが打てていた時間帯もありましたし、いいシュートもあったんですが、決めきれなかったことでリバウンドを取られて走られる。オフェンスがなかなか決まらないことに対してディフェンスの切り替えが遅かったと思います。ディフェンスのペースチェンジができたら香川さんの勢いが止まったので、単純にトランジションを戻る、切り替えというところが前半はできていなかったです。
―――
衛藤晃平 香川ファイブアローズヘッドコーチ
まずは勝てたことに安どしていますし、スタッフやブースターの皆さんに感謝していますし、同時に申し訳ない気持ちでいっぱいです。特に今日はブースターさんのおかげだったと思います。3Qにレジーを休ませる時間帯にどれだけ我慢できるかなと思っていたんですが、なかなか我慢できずに攻めてこられたんですけれど、我慢したおかげで4Qにいいパフォーマンスができた。この戦い方っていうのが今年の戦い方であって、一度捲くられた相手を捲くり返したんで価値がある勝利だと思います。残りの試合は少なくなっているんですけれど今年のチームらしく戦っていきたいと思っています。
まずはコートに気持ちを出す。技術で、体格で、経験で優位に立てない中でそれを補うのは気持ちをしっかりコートに出し続けることだと思いますし、そうすることで我々は戦えるチームだと思っています。
キャリアの中でここまで負けたことがなくて、立て直し方は正直、わからなくて。チーム全員で相談しながら進めてきましたけれども、選手たちが逃げずに課題を克服しようと一生懸命取り組んでくれましたし、それをコートで出してくれたことはすごくうれしいですし、残りの試合を続けていくことが大切なことだと思います。
勝率5割まで残り2つになって欲張ってから歯車が一気に狂いましたので、勘違いしないで気持ちで戦うというところを忘れずにやっていきたいと思います。
ー勝負所で石川を使った。
レジーとクウソーを使える対応力でいえばうちのガードで一番は石川です。次に前半終わったときに流れをつぶすミスをやったのですが、それをやられたらチームとしての勝ち負けも個人の成長もあったものじゃないので、ハーフタイムで激しく叱責しましたが、結果、3Qの顔つきを見てもこれはいけるかなと思いましたので、送り出しました。
ー最後の木村のスリーでガッツポーズがでた。
ああいう場面では、レジーを待つんですよね。筑波も木村も自分でアタックして向かっていったことにはすごい価値があると思います。勝っていた時も最後はレジー、レジー、レジーになっていたんですけれど、そこで日本人選手が打ってくれたことはうれしかったです。
―――
木村啓太郎 選手
土日開催のホーム最後で変わったんだぞというところをしっかり見せられるように。オフェンスもディフェンスもしっかりやって勝てたと思います。あと7試合しかないんですけれど、やっぱり去年のファイブアローズを超えたいという気持ちが強くて。僕がきて変わったと思ってもらいたいし、結果としても出したいんで。いままでやってきたことをしっかりぶつけて「変わった」というところを見せたい。
ー4Qでアタックしたのが目立った
出場時間があまり長くなくて、ボールを触りたいし、シュートを打ちたいというのがたまっていて、来たら打ってやろうと思っていました。