【ゲームレポート】佐々木匠、カマタマーレ初ゴール! 愛媛FC・神谷優太との「東京五輪世代」競演で北四国決戦はドロー。(4月15日 カマタマーレ讃岐)

2018年4月15日(日)2018明治安田生命J2リーグ第9節
カマタマーレ讃岐1-1(前半1-0)愛媛FC
得点:讃岐:佐々木 匠(前半12分) 愛媛:神谷 優太(後半32分)
Pikaraスタジアム 14:03K.O
天候:晴、無風、気温20.7℃、湿度47% ピッチ:全面良芝、乾燥
(記事:寺下友徳)

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(前半12分カマタマーレ讃岐加入後公式戦初得点を決め、ジャンプして喜ぶFW17佐々木 匠)

4月15日(日)・2018明治安田生命J2リーグ第9節。第5節・アウェイでのジェフユナイテッド市原・千葉戦での大敗以来、22チーム中最下位が続いているものの、前節・アウェイの松本山雅FC戦ではMF森川 裕基の今季初ゴールで2試合連続ドロー。勝ち点を着実に積み上げたカマタマーレ讃岐は、ホーム・Pikaraスタジアムで前節まで22チーム中21位。愛媛FCとの「北四国決戦」に臨んだ。

 

キックオフから守備のオーガナイズでペースを握るカマタマーレ讃岐。そして迎えた前半12分・2020年東京五輪世代の旗手が素晴らしい動きを見せる。左サイドからDFアレックスのロングパスを落ち着いて受け鋭い縦ドリブルでペナルティーエリアに侵入した背番号17は「シュートを撃ってDFに跳ね返るのも想定内」と心憎く拾い上げ、再びシュート。ネットを揺らしたのはカマタマーレ讃岐移籍後、初の公式戦ゴールとなるFW佐々木 匠であった。

その後も、カマタマーレ讃岐は「中間ポジションをしっかり取れていた(GK清水 健太)」ブロック守備をベースに奮闘。後半に入っても、DF武田 有祐、これがプロ初出場となったアミーゴス鹿児島U-18出身の高卒ルーキー・MF林 友哉とフレッシュな選手を入れながら、徐々に活動量を上げ始めた愛媛FCに対抗していく。

しかし、「後半27分くらいまではパーフェクトだったが、我慢できずバタバタしてしまった(北野 誠監督)」カマタマーレ讃岐は、後半32分・ゴール前で痛恨の直接FKを献上。これを愛媛FCの東京五輪世代・MF神谷 優太に完璧な弾道で沈められたカマタマーレ讃岐は、直後に2016年J2リーグ第37節からリーグ戦56試合連続フル出場を続けていたMF永田 亮太に換え、大卒ルーキーのMF鈴木 拳士郎を投入する積極策に出るも、勝ち越しゴールは奪えず。試合は1-1の痛み分けドローとなった。

これで「先週・今週と練習中にディスカッションが増えだして、チームの雰囲気もよくなっている(北野 誠監督)」成果を3試合連続ドローで示し、勝ち点を6とするも得失点差で及ばず22位からは上昇できなかったカマタマーレ讃岐。次節は4月22日(日)14時00分キックオフ・徳島県鳴門市の鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムで徳島ヴォルティスとの「東四国クラシコ」に挑む。

そしてPikaraスタジアムでの次回ホームゲームは第11節・4月28日(土)・14時キックオフのアビスパ福岡戦。過去対戦2勝2敗2分と互角の成績から一歩先んじると同時に、昨年8月16日以来の勝ち点3を待ちに待ちわびるサポーターたちに感謝の想いを明確に表現すべく、男たちは戦いの野を走り抜く。

 

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