【プレビュー】2月12日・13日 B2リーグ第19節 香川ファイブアローズvs福島ファイヤーボンズ(2月12日 香川ファイブアローズ)

2017-18 B2 LEAGUE 第19節
香川ファイブアローズ VS 福島ファイヤーボンズ
2月12日(月・祝) 18時 ティップオフ
2月13日(火) 19時 ティップオフ
@とらまるてぶくろ体育館(東かがわ市)

――――――

残念ながら連勝こそ止まったが、難敵熊本相手に力強い勝ち方をして見せた香川ファイブアローズ。
福岡、愛媛、広島、熊本と続いた同地区ない勝率5割超え4チームとの対戦を6勝2敗と貯金を4つも作って乗り切った。通算成績でもこの期間で約1割アップし、16勝18敗の.471となっている。
当面目標の勝率5割、そして通過点となるはずの昨年実績の19勝ほか、個人記録としてクウソーがbj・B通算通算3,500得点まで2得点、ウォーレンが7,500得点まで41得点でこのあたりの個人記録もここ数試合というところで掛かってくる大事な試合が続く。

今節対戦するのは東地区2位につける福島ファイヤーボンズ。
福島とは10月7日、8日の第2節で対戦して1勝1敗。16勝のうち、今期最初の1勝は福島を相手に挙げたものだった。
西地区との対戦で奈良戦を除けばすべての節で1勝1敗。32勝4敗の秋田から2勝(2敗)、30勝6敗の福岡から1勝(1敗)を挙げながら他チームに取りこぼしが目立つのも面白い。

〇香川ファイブアローズのここに注目!

高田秀一はここまでいいシーズンを送っている。
そもそもでいえばここまで34試合すべてに出場している、というのがいい。故障歴のあるベテランとして負傷、体力温存のためのスキップ数試合はここ数年必ずあった。今季に関してもヒヤリとする場面がなかったわけではなかったが、HCとベンチでは「痛みはあるのか?」「あります」「次に備えて休んどけ」「行きます」「若手に行かしとけ」「行きます」という漫才が繰り広げられているらしい。精神的に充実しているということだろう。
熊本戦での4Q勝負を決めた得点のほか、得点力が上がっている。その理由は3P成功率のアップにある。直近10試合37試投で15成功と実に4割を超え、シーズン通算でも3割を超えてきた。ようやく高田本来の3Pが決まるようになってきた。
それでなくても、今季は上半身の厚みが増して、リバウンド力に直結。平均2.9リバウンドの98リバウンドとし、故障なく行けば10‐11シーズンに記録したキャリア最高の151リバウンドを更新するのは確実。
日本人のセンタークラスに簡単に押し負けることなく競り合い、ペリメーター(ペイントと3Pラインの間)では味方ガードやフォワードのドライブを生かす的確なスクリーン、3Pラインからはガードの頭越しのスリー。こんな選手は相手からしたらさぞ嫌なことだろう。

〇福島ファイヤーボンズはこんなチーム

この対決は、選手実績がそれほどない気鋭の若手HC対決でもある。
衛藤HCが1982年生まれ、森山知広HCは1984年生まれと若い。ともに学生時代も含めて大きな注目を浴びることはなく、若くしてコーチ業へ転身している。
森山HCは島根スサノオマジック時代にヘッドコーチ代行として頭角を現し、福岡、福島と移籍しながら一定以上の成果を見せてきた。少ない手駒でもうまく守備を整備する手腕は見事というほかない。
チームの中心は常時30分近い出場をするフォワード菅野翔太とガードの村上慎也。ともに3P32%以上2P50%をクリアし、アシストも多く、ポイントゲッターであり潤滑油。
そしてチームとして、優秀なのがフリースロー。試合当たり10分以上出場する選手の中に70%に満たない選手はいない。昨年比でも試合当たり3本以上多くフリースローをもらい、4点以上得点を増やしている。強化ポイントとして鍛えているのが明確にわかる。もちろん勝率アップに大いに影響を与えているはずだ。

~~~

ともにスカウティングを重視するタイプ故に、前回第2節での対戦はデータもなく、出会いがしらのようなもので、あまり参考とはならない。
隙を見つけて速攻が得意な森山HCの福島と、重厚なワナを張って「受け」から逆襲する衛藤HC。名人同士の将棋のようにかみ合った攻守の応酬がみられるだろう。
ただ、展開としては、取って取られての重たい展開の接戦となったらフリースローで優勢の福島が一枚上を行く。ファイブアローズの勝ちパターンは先行か、前節熊本2戦目のような終盤ラッシュで勝負だ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です