【ニュース】逆転勝利!ファイブアローズ、アウェー熊本で1勝1敗(2月5日 香川ファイブアローズ)

2017-18 B.LEAGUE2部 第18節2試合目
熊本ヴォルターズ 58-64 香川ファイブアローズ
@熊本県立総合体育館 2月4日(日)
2017-18 B.LEAGUE2部 第18節1試合目
熊本ヴォルターズ 88-53 香川ファイブアローズ
@熊本県立総合体育館 2月3日(土)

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6連勝の熊本、5連勝のファイブアローズによる連勝対決となったB2リーグ18節熊本ヴォルターズ対香川ファイブアローズの2連戦は1勝1敗の痛み分け。香川は5で、熊本は7でそれぞれ連勝が止まった。
香川ファイブアローズは16勝18敗となって4位広島とのゲーム差は変わらず1。12月に始まった西地区上位4チームとの8試合を連敗無しの6勝2敗で乗り切り、昨季第3節に転落して以降定位置だった西地区5位からの脱出が現実味を帯びてきた。

第1試合はディフェンスが崩れて35得点差の大敗を喫したファイブアローズだが、第2試合は熊本が常に先行も大激戦となった。
1戦目、熊本は日本人センター中西のローポストプレーを軸に得点を挙げる一方、ファイブアローズは高田、安慶ら日本人フォワードが苦戦。中西に9得点5リバウンドを許し、逆にファイブアローズはウォーレンを除くと4リバウンドしか取れない。4点のリードを許した。

熊本は2Q、小林の僅か3分半で2本決めた3Pや、ウッドベリーのドライブで得点を重ねるが、ファイブアローズはオフェンスが低調。15本中4本しか決められず、試合最大となる12得点差を一時はつけられる。
ただし、逆転の伏線はこのQに散りばめられていた。ファウルが1-4と優位に立てていたこと、ディフェンス自体は決まっていて終盤3分半の11連続失点こそいただけないが、「そこ」以外のディフェンスミッションは成功していたように見えたこと、高田、筑波、安慶らのフォワードが相手のキーマン、ウッドベリーにリバウンドで競り負けないことなどだ。

3Q、木村がQ開始直後と終了直前にバスケットカウント付きレイアップで3点プレイ、3Pも決めて9得点を挙げた。一時は1点差まで縮めながら、8点差で最終4Qへ。

4Q、まず熊本のファウルトラブルを誘う。
チャージング、シュートへの不正チェックを誘い、ウッドベリーから3個のファウルをもらう。わずか2分24秒で、横尾によるQ4つ目のファウルを受けて、ファウル=フリースローの状態を作り上げた。すれすれの厳しいディフェンスが出来なくなった熊本を相手に、ブランドンのタフスリーやウォーレンのオフェンスリバウンド&ゴールで得点を伸ばし、残り3分15秒に高田が決めて55-55の同点。

ブランドンが古野からスティール&速攻を決めるなど、ディフェンスが冴える。残り1分で高田が3P をヒットして61-58の3点差に引き離すと、大澤が古野のオフェンスファウルを引き出し、小林がまだ1ポゼッション差、34秒ある状態でファウルの失策。大澤がフリースローを決めて2ポゼッション差とすると、筑波がウッドベリーに競り勝ってのリバウンドからの速攻で、64-58の6点差として勝負あり。この日HCから最高のハイタッチはこのリバウンドをもぎ取った筑波に送られた。

好調ファイブアローズは、これから東地区の福島、秋田、中地区の信州、東京Zと続く交流戦シリーズへ突入する。
来週頭の12日、13日に東かがわ市のとらまるてぶくろ体育館へ福島ファイヤーボンズ、次々週には高松市総合体育館へ秋田ノーザンハピネッツを迎える、ホーム2連節となっている。

2月4日(日) 第2試合
熊 本   香 川
16 1Q 12
18 2Q 12
18 3Q 20
4Q 20
58 合計 64

(香川:ウォーレン 17得点13リバウンド、高田 12得点3アシスト、ブランドン 12得点6リバウンド、木村 11得点3アシスト )

(熊本:中西 14得点7リバウンド、小林 11得点3p3/6、ドゥインカー 9得点8リバウンド )

2月3日(土) 第1試合
熊 本   香 川
24 1Q 11
22 2Q 12
23 3Q 18
19 4Q 12
88 合計 53

(香川:ウォーレン 15得点13リバウンド、筑波 14得点6リバウンド、木村 10得点3アシスト )

(熊本:ウッドベリー 15得点7リバウンド、小林 13得点、中西 12得点6リバウンド )

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