【プレビュー】2月3日・4日 B2リーグ第18節 熊本ヴォルターズvs香川ファイブアローズ(2月3日 香川ファイブアローズ)

2017-18 B2 LEAGUE 第18節
熊本ヴォルターズ VS 香川ファイブアローズ
2月3日(土) 17時 ティップオフ
2月4日(日) 14時 ティップオフ
@熊本県立総合体育館

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連勝は5に伸び、長い雌伏の時のなかにうずもれていた9年前の連勝記録へ到達したファイブアローズ。
チーム記録としては11連勝だが、それに届く届かないはともかく、西地区の上位福岡、愛媛、広島からの勝ち星というのが大きい。勝率5割を切るチームからのものでなく、強敵相手の連勝は並大抵の奮起でできるものではなく、今目の前で「ミラクル」が起きている。どこまでも浸っていたいスポーツのだいご味がそこにはある。

今週の対戦相手は西地区2位の熊本ヴォルターズ。タフさでほかの地区の追随を許さない西地区のなかで、同地区8連戦最後の大物だ。
思えは昨年12月20日に熊本を破って連勝につながる勢いはついた。
ここで連勝を続けられれば、勢いは”ホンモノ”になる。

〇香川ファイブアローズのここに注目!

ホームでの広島戦を優位に進めたのは衛藤HCのコーチングによる部分は大きい。
勢いや勘に任せない、意図と裏付けのある選手起用や戦術の駆使は戦後のレビューを聞いていても小気味いい。相手へのリスペクトもあって表立って言葉には出さないが、今回は「広島はヘッドコーチ兼選手の朝山が弱点。」の意図は会見でくみ取れたし、そのミッションを確実にこなすことで勝利をえた選手たちの信頼も、ことのほか厚いのが聞いて取れる。
ここまで見事な外国籍選手を含めたコントロールは最近のファイブアローズでは見たことがない。日本人選手には浸透していても外国籍選手は素知らぬ顔だったり、逆もまたしかり。
タイムアウト前後の違い、ハーフタイム明けのラッシュタイムで選手が何をしようとしているか?そういったところに注目するのは今季とても楽しく、また、見ごたえがある。

〇熊本ヴォルターズはこんなチーム

年明けに早速の大ナタを振った熊本。昨季の功労者の一人であったジョエル・ジェームズをカットし、B1西宮からヴァンデンバーグを加えた。しかしながら、成績の面でも映像から確認できる部分でもパフォーマンスはイマイチ。チームにフィットしているとはいいがたい。また、主力中の主力、万能アタッカーの横尾達泰も年明けから出場していない。チーム状況は6連勝のさなかとはいえ十分ではない。
そんな中ではあるが、熊本の人気者、小林がオールスターでの活躍をきっかけにその穴を埋めている。
入りだすと止まらない3Pが得意のシューターは埋まった熊本のスタンドを背負うと、特に乗ってくる。

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6連勝熊本VS香川の5連勝とどちらが連勝を伸ばすかというこのゲーム。
万全であれば熊本優位だが、主力選手のコンディションが悪い現状の熊本とであれば、互角の戦いは可能と見る。
浮かれることなくまずは1つずつ。同地区内での8連戦をいい形で終えて続く交流戦へ繋げたい。

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