【ゲームレポート】筑波だ!安部だ!若手がチームに生んだ勢い。ファイブアローズ、最強福岡にわずか1ポゼッション届かず。(12月29日 香川ファイブアローズ)

2017-18 B.LEAGUE2部 第15節1試合目
香川ファイブアローズ 72-74 ライジングゼファー福岡
@高松市総合体育館 12月29日(金)
(写真:山中大地 記事:上溝真司)

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(TOP:3Q、筑波は空中戦に参加して、オフェンスリバウンドをもぎ取る)

よくやった、と拍手すべき試合なのだろう。
全体首位、激戦のB2西地区ですら独走する福岡と借金6のファイブアローズの対戦。2点差の敗戦は本来であれば「次につながる試合。福岡以外からならきっと勝てる。」と評価されるべき試合なののだろう。

しかしーーー。
それでもなお、率直に悔しい。あのシュートチョイスは是か非か?選手交代とそのパフォーマンスは?タイムアウトは適切だったか?試合開始からのあらゆるシーンで「あの時ああしていれば!」という”酒場の監督”のような感想戦が頭の中を駆け巡る。
12月29日の19時50分ごろ、ファイブアローズの選手たちからも悔しさがにじむ試合終了を迎えていた。

 

「(経験のある福岡に対比する、)若い選手たちがもってる勢い。持って行けるなら行きなさい、と指示していましたし、それを体現してくれました。」と衛藤HCは振り返るように若手選手たちが生んだ勢いが試合を作った。

1Q2分過ぎ、3-11の8点ビハインドとなったところでいきなり指揮官が動く。ガードとして堀田をフォワードとして筑波と安慶を投入。先発していた木村と合わせて外国籍のレジーを除いてU-25のランナップ。福岡相手に荷が勝つのではないか?と思われたが木村はレジーへアシスト連発、最終的に日本人トップの12得点を獲得する筑波はディフェンスリバウンド、堀田はベテラン北向からスティールと次々にスタッツを刻みながら追い上げていく。
10-13とワンポゼッション差まで迫ったところでは、最若手の石川も投入。石川→クウソー、クウソー→石川のホットラインで得点を重ねて1Qは18-18の同点に。

2Qは安部の出番だ。3分19秒に筑波と交代すると、高田、ブランドンの連続得点の流れに乗って3Pを決め、32-36となった場面でも「自分の役割はシュート。割り切ってできることをするという思いになった。」と、ミドルをヒットさせる。U-25の選手たちが臆することなく挑んでいき、福岡を追い詰めた。

4Q終盤は福岡がリバウンドに競り勝ち、ペッパーズが独壇場。Q10得点を挙げる活躍に、福岡を逆転することは叶わず72-74で敗れた。
18得点のQが両チーム8Qのうち6つ並び、同点が2Q、残りは1ポゼッション差以内、シュート本数同数、リバウンド同数、ターンオーバー数は香川12に対し福岡13の1本差という世にも珍しいスタッツは、完成度高いベテラン集団の技に対して経験の浅い若手軍団が勢いでくらいつく応酬によってもたらされた。

40分間で69回あったシュートの中のワンポゼッションが決まるか決まらないか。この日12得点の高田らベテランも一体となって技術に裏打ちされた勢いを作り上げられれば、もう一段上のバスケットとなるはず。
負けて悔しいと思えることは、次に勝つために努力ができる素地だ。

今日12月30日、13時試合開始で、同カードの香川VS福岡、2017年最後の試合が行われる。
(文中写真:1Q、木村は福岡ファイのブロックをかいくぐってシュート)

 

香 川   福 岡
18 1Q 18
18 2Q 18
18 3Q 21
18 4Q 17
72 合計 74

(香川:ウォーレン 19得点14リバウンド、筑波 12得点FG4/7、高田 12得点5リバウンド )

(福岡:ペッパーズ 26得点7リバウンド6アシスト、ファイ 17得点13リバウンド4アシスト、薦田 12得点 )

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