【ニュース】今季最多!2日で2,515人が沸いたアリーナ、小豆島の起こしたミラクル。(12月11日 香川ファイブアローズ)

2017-18 B.LEAGUE2部 第11節2試合目
香川ファイブアローズ 71-79 バンビシャス奈良
@フレトピアホール 12月9日(土)
2017-18 B.LEAGUE2部 第11節1試合目
香川ファイブアローズ 76-62 バンビシャス奈良
@フレトピアホール 12月8日(金)

―――――

冬の土庄町が熱く燃えた2日間だった。
1300人フルハウスのフレトピアホールが2日続けて1200人越えの8日1253人、9日1262人。そもそも2日続けて千人を超えたこと自体がファイブアローズにとって今季初。高松でできなかったことが小豆島で実現するなんて、全くおとぎ話のようなミラクル!
2日間でもっとも称えられるべき勝利者は、恐らく連敗を脱出した奈良でも、ファイブアローズの選手たちでもなく、プロバスケットを呼び、新たな祭りを作り上げることに挑んだ小豆島に住む人たち、それを応援して駆けつけてくれた人たちだろう。

表に裏に仕掛けを作った発起人、仕事そっちのけ?で携わった島の社会人、役場の方々も筆者が過去に関わった様々な方が設営段階から実際に汗を流して活躍しており、飲食には高松から来た店や、普段イベント出店を聞いたことがないところも。
観客から出店業者から施設職員から、選手に至るまで、アウェー奈良関係者以外は無料配布だった黄色のTシャツで染まった会場。
試合中、試合後では、最近2町にあった高校を併せて新設となった小豆島中央高校の部活生たちがごみ清掃。

エンターティメントは熱量に比例して盛り上がる。端々しか触れることはできなかったが、それぞれからその火力を垣間見させてもらった。

また、本イベントが近づくにつれて、様々な方からこの話について聞かれることになった。もちろん今やマーケティングツールだとビジネスで論じられるSNSの影響力が少ないとは言わないが、リアルなコミュニケーション、口コミというものの破壊力を考えさせられた。

必ずしもうまくいったことばかりではなかったと予想するが、その成果に素直に感激することができた。皆さんがたの次の挑戦が楽しみでしかたない。

試合は、8日は初手からオールコートプレスをしかけるアグレッシブな試合を選択したファイブアローズが19ターンオーバーを奪って常に試合を優位に展開。ブランドンがダンク4発を見舞い、会場の空気からモメンタムをがっちりつかんで勝利。
9日は連敗脱出へ高い集中力を見せてきた、奈良からたくさんのファウルを貰うということには成功。ただ、フリースローを11本落としてしまっては、序盤に失った流れを呼び戻すことはかなわなかった。

次週は続けてのホームゲームで高松市総合体育館に茨城ロボッツを迎える。昨季は年末12月30、31日で対戦した、年末に縁のあるチーム。熊本、秋田、愛媛と上位勢ではあるが連敗し、現在負け越し。調子付かせることなく、小豆島で得た熱を糧にホーム連勝を狙いたい。

12月9日(土)

香 川   奈 良
11 1Q 26
23 2Q 22
18 3Q 19
19 4Q 12
71 合計 79

(香川:ウォーレン 19得点13リバウンド、ブランドン 18得点、高田 8得点 )

(奈良:寺下 19得点、小松 17得点、ドラード 11得点 )

 

12月8日(金)

香 川   奈 良
26 1Q 21
22 2Q 14
10 3Q 17
18 4Q 10
76 合計 62

(香川:ウォーレン 22得点13リバウンド、ブランドン 14得点4ダンク、大澤 13得点 )

(奈良:ドラード 16得点、寺下 10得点7リバウンド、小松 10得点3アシスト )

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です