【レポート】開幕まで1カ月。衛藤HC、大澤主将、安慶選手「一問一答」2017‐18香川FA新体制発表。(8月26日 香川ファイブアローズ)

8月24日、香川ファイブアローズの新体制発表が行われた。FACEBOOK LIVEなどで生中継されるなか、衛藤ヘッドコーチからチームスローガン「BRIDGE」が伝えられ、新しく加わる外国籍選手2名が伝えられた。
ヘッドコーチに加え13登録選手中9名が退団、新たに7名(さらに新規の外国籍が1名予定)が加入し、昨年に続きチームは大きく変化する。
移籍加入の選手は外国籍選手を除けば必ずしも主力としてコートに立っていたわけではないが、実績豊富なベテラン堀川に、まだ伸びしろの豊かな若手、安慶や木村、筑波が加わり、「オプションが多い。時間がかかるが伸びしろはある」と衛藤HCも手ごたえを感じているようだ。
以下、HCと今年主将に就任した大澤、若手で新加入の安慶への一問一答をお届けする。

衛藤HC「一問一答」

ー中地区奈良から西地区へ。相手の印象は?

あんまりわかりません。しっかりバスケットをしてくるチームが多い印象です。(広島と熊本は)バスケットが完成されているというイメージがありましたし、広島に関してはヘッドコーチもPGも変わって何かしら変化が出てくると思っています。熊本はウッドベリーを取って穴が埋まったな、という印象です。シーズン終盤までに噛みつければと思っています。去年の熊本は強さもあったんですけれどもろさもあり、そこを突いて奈良は勝つことができたんですけれど、そこがうまったような気がします。福岡は帰化選手が入ってそこの戦い方も変えないといけないですし、ベテランが多いのでハーフコートで(正面から)やりあったら分が悪いように受け止めています。トランジションをうまくしないと。奈良も愛媛も簡単な相手ではないです。
ディフェンスから入るチームになっていくので、相手によって戦い方は変えないといけませんし、ミスを誘ってレイアップをものにする。それも含めて期待値の高いバスケットをしっかりしていかないと、そのためにはディフェンス。

ープラス1の外国籍選手については?

もう一人来る予定なのはスイングプレイヤー。ガード役ができるようだと、その位置でもできるといい。木村は2番(SG)ぽい。練習の中でも2番のポジションで生き生きしてましたし。来る選手が1番ができるようなスイングプレイヤーだといいんですが。

ーインサイドにサイズのある選手が揃っているが?

サイズだけでみると戦えるのですが、戦うハートがまだないです。コンタクトの厳しさ、サッカーでいうデュエルが弱いです。そこを修正して(ゴール近くへ)入っていけば取れるので、入っていく意識を芽生えさせたいなと思います。
ラインナップを見てもらえばわかると思うんですが、高田を3番(SF)で使えるんですよね。オプションが非常に広いチームではあるんですよ。完成には時間がかかります、正直なところ。でもどこまででも伸びていける。
ベテランも走るのが苦手なのも走る練習しっかりやっているので、楽しみです。

ー準備の進み具合は?

去年のことを言っても仕方ないのですが、(試合に)出られていない選手が多くて堀川らもゲーム感ってところでまだまだ。
でもね、みんなバスケットが大好き。正直シュートは下手ですけれど、暇があれば勝手にシュート練しているし、勝手に走りこんでいるし。バスケットが好きな選手がいてチームがまとまっているのを見て私は好きですね。そういう選手達は(伸びて)いける。

ー2017-18の目標は?

3位以内です。目先の1勝も大事ですけれど、連勝できるチームを作りたい。相当浮き沈みがあると思います、最初は。でも連勝できるチームになれれば3位以内に入れるはずです。

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大澤主将「一問一答」

ー全体の所感は?

若手とベテランがはっきり分かれているチームで、中堅がいない。自分がキャプテンということで、自分がそこを今季のスローガンのようにBRIDGEになってつなげられるように。
元気と可能性があるチームです。ベテランも悪い意味でのベテランらしさがない。メンタルの部分ではそのおかげで若手が浮足立つことなく今はできているように思います。バスケット的にはハッスルできるチーム。ベテランも危機感をもってやっているので声も出ているし、ハードにもできているチーム。

ーチームをプレーで引っ張っていくのは誰?

レジーだったりクウソーだったり。忍さんや秀一さんが勝負所で任されると思うんですけれど、PGは自分が絶対行きたいですし、周りを使っていける立場になっていたいと思います。

ー自身今年に期するものは?

昨シーズン後半から出るようになって、いい終わり方はできていたかと思っているので、結果を残すつもりでやっています。

ー主将としての目標を

このキャプテンが一番良かったと終わったときに言ってもらえるよう。声かけもそうだしプレーでも(引っ張って)。外人も言葉が通じなかったとしても態度で示せるようなキャプテンでありたいと思う。

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安慶大樹「一問一答」

ーセールスポイントは?

声を出したり、アップで声を出したりです。プレーではリバウンドやハッスルプレーですね。泥臭いプレーが僕の持ち味です。

ーオフェンスでは?

オフェンスリバウンドです!

ー鹿児島から見た香川は?

シェイがいて、そこに的を絞って守れば、という印象でした。鹿児島にいた僕が言うのもなんですけれども。

ー鹿児島の先輩、近選手がいる。

同じチームでプレーしてたので、厳しく指導されています!(笑)

ーインサイドはベテランが多い

ベテランの皆さんはすごく技術がある。ハッスルしたプレーとリバウンドであったり走ったり若さをアピールしたい。シュートの確率が悪いのでそこを課題に取り組んで、衛藤HCにアピールします。

ー目標は?

ゲームにたくさん出たいのでスターティング5になりたい。

ーファンへ

昨年も高松市総合体育館へ来させてもらって、雰囲気の良さが印象的でした。認めてもらえるよう一生懸命頑張ります!

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