【インタビュー】Bリーグ開幕初年度を乗り越えて~徳永林太郎、高田秀一インタビュー・前篇(6月4日 香川ファイブアローズ)
2016年9月、華々しく開幕したBリーグ。ファイブアローズも“高松ファイブアローズ”から“香川ファイブアローズ”へとチーム名を変更しB2リーグに参戦。ジョー・ナバーロ新HCを迎えると同時に選手ほとんどが入れ替わり、チーム設立11年目にして新たなスタートをきった。
だが、シーズン序盤は連敗続き。B2の中でも特に強豪チームが揃う西地区での戦いに苦戦を強いられる。徐々に流れが変わってきたのは第11節から始まった他地区との交流戦。ナバーロHCが目指してきた“ディフェンスからオフェンスにつなぐスピードのあるスタイル”が機能し始める。そして最終戦ではプレイオフ進出がかかる熊本を相手に逆転に次ぐ逆転で延長戦の末、勝利。多くのブースターに感動と来季への期待を与えてくれた。この試合が象徴するように今季のファイブアローズからは『勝利への執念』を強く感じられた。残念ながらはかばかしい結果は伴わなかったが、どんな相手・どんな試合でも最後の最後まで諦めず戦う姿を見せてくれた。その中心にいたのが今季、京都から移籍してきたキャプテン・徳永林太郎と、チーム最年長のベテラン副キャプテン・高田秀一。今季のチームを象徴する2人にシーズンを振り返ってもらった。
―今季を振り返っての感想を
徳永:一言で言うと悔しいシーズンでした。まずは目標としていたプレイオフ進出が出来なかったこと。あと香川に来てお客さんが少ないなと感じて・・・。成績が伴わなかったことが理由の一つではあると思うんですが、平均1,500人は入って欲しい。そういう面でも悔しいシーズンでした。
高田:結果が出せなかった悔しいシーズンでした。
―徳永選手は今季、アローズに移籍してきましたがチームの印象は?
徳永:チームカラーが黄色なので元気なイメージでした。実際、元気なチームでした。
―選手がほとんど入れ替わった全くの新しいチームでキャプテンを務めました。キャプテンとして意識したことは?
徳永:う~ん・・・(しばらく考える)。副キャプテンがふざけないようにセーブすること(笑)
高田:シェイ(チェハーレス・タプスコット ※高田と共に副キャプテンを務める)のことですね(笑)
―昨季もアローズでプレイした高田選手からみてチームは何が1番変わった?
高田:メンバーがほぼ変わったので全て1から。コミュニケーションや、どういうプレイがその選手にとって良いのかなど分かるまでに時間がかかってしまいました。シーズン終盤には互いを理解しあえたので結果が出たのかなと思います。
― 一緒にプレイすることになって互いの印象は?
徳永:秀一さんはbjも長いし、色んなチームでプレイして経験も凄くあるので頼れるイメージ。僕の中では得点を取りにいくアグレッシブルな選手。まさか、こんなにふざけている人とは思わなかった(笑)
高田:福岡の時の印象が強いですね、林太郎は。オールコートで前から激しく当たる、
ガードにとって嫌な選手だなと思いました。(※徳永は2011~14までbj福岡に在籍)
―シーズンが始まって3連敗。4試合目で初白星をあげました(第2節2日目vs鹿児島)。初勝利の感想は?
徳永:安心しました。昨季、鹿児島でプレイしていた忍(近)のためにもという気持ちがあったので勝てて嬉しかったです。
高田:鹿児島戦の1戦目から勝たなきゃいけない、勝てると正直思っていたので、勝つのって難しいなと感じました。
―その後、6連敗。その時のチームの状況は?
徳永:どうしようか、どうしたら勝てるのか?ってみんな言っていました。このままじゃダメだって。悩んでいた時もありました。
高田:他のチームは勝っているという焦りがあって・・・。どうにかしなきゃいけないとみんな思っていた。どうすれば自分たちの良い流れのパターンに持っていけるかなど研究していました。
―第6節(vs鹿児島)でホーム初白星、初の連勝となりました。
徳永:ホームだったし絶対に連勝しようってみんなで話していました。ホームで勝ちたいという気持ちが強かった。みんなが思いっきりプレイしていたイメージがあります。
― が、その後は負けが続いて11月全敗の7連敗でした。
徳永:自分たちは鹿児島にしか勝てないのかって・・・。その頃からミーティングの時などみんなで試合を分析し、それぞれの意見を言ったり聞いたりすることが増えました。みんなも、何とかしたいっていう気持ちだったと思う。
高田:同じ相手との2巡目。改めて、こんなに強いのかって思いました。チャレンジャーじゃないですけど常に挑戦する気持ちでいないと戦えないなと思っていました。
― “こんなに強いのか”と言われましたがbjからBになって違いましたか?
高田:そうですね、僕はそう感じました。日本人のレベルも高いと思いました。
―徳永選手はどんな違いを感じた?
徳永:背の大きさ、サイズが違うなと。
(後篇へ続く)
