【ゲームレポート】新加入妹尾、好調クリスが2者連発!香川のアーチストは成長中。(5月20日 香川オリーブガイナーズ)

四国アイランドリーグplus後期リーグ 香川オリーブガイナーズ 第26戦
香川オリーブガイナーズ 6-3 高知ファイティングドッグス
@レクザムスタジアム 5月19日(金)
(記事・写真:上溝 真司)

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(クリスの2者連続ホームランで香川ベンチは一気に逆襲の機運を掴んだ。)

得点力不足の香川オリーブガイナーズにアーチスト誕生の予感だ。
0-3で迎えた5回裏、5月に加入したばかりの妹尾克哉は初球、甘くきた高めのストレートをジャストミート。
高校通算19本を誇るコンパクトなスイングから生み出された打球は鋭いライナー性の打球でフェンスを越え、ライトスタンドの芝生で高く弾んだ。「初球を狙っていた」思い通りのバッティングができた妹尾は自慢の俊足でゆっくりとダイヤモンドを回った。
妹尾のホームランに「僕も打ちたいなぁ」と打席に入ったクリスは、5月以降先発した試合ではコンスタントにヒットを重ねて打率3割に達していた。
2ボールとなり、バッティングカウント。「思い切っていける、となって思い通り。打った瞬間入ったと思いました。」練習からポンポンとスタンドに放り込めていたというクリスの打球は高く放物線を描きスタンドへ。
今季2本目、通算3本目のホームランはホームゲームでは初めて。うつむきながらも笑顔がこぼれるクリスもゆっくりとホームベースを踏む。
僅か数分の間、2回響いた乾いた木の衝撃音に、この日集まった観客はどよめき、酔いしれた。
クリスは「(前期終了までに)ホームラン5本まで打ちたい」と今の状態に自信を持てた様子。八木が故障で離脱し、ファンも待ち望む長打が打てる日本人選手の登場。その片鱗が少し見えた。前期も後半となり台頭してきた2人のアーチスト候補は成長を続けている。

一気に流れを掴んだガイナーズは上位打線でさらにヒットを連ねて5番梶原の逆転打を呼び込んだ。ヒット9本を許しながらも先発の高原は粘りの投球。この日も123球と投球数が増えたが8回を3失点にまとめて3勝目。チームトップの原田に並んだ。三木田は9回を0点に抑えてセーブを挙げた。

香川オリーブガイナーズは10勝目に到達、前期10勝13敗3分とし、借金を3まで圧縮。2位高知まで3ゲーム差と迫った。西田監督は「選手たちもいい内容を見せて自信をつけてくれれば楽しみも増えてくる。」と成長に目を細めていた。

本日20日はビジターで徳島戦、21日13時からホーム志度総合運動公園で愛媛戦、22日、23日はビジターでそれぞれ徳島戦、高知戦と続く5連戦。ガイナーズは苦しい投手陣を調子が上がってきた打線で助けて勝っていく。

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クリス選手:
ホーム初ホームランです。ただまだ2本なんで、たった2本。
ゴールデンウィーク明けから調子はいいです。右脇の締め方が変わって、この3日の練習で監督から左脇の使い方を教えてもらって、すごく打球が上がるようになって。その練習を経ての今日だったので。
今日は打てる予感がありました。一打席目にホームランと同じコースに来てショートゴロゲッツーだったし力んでたので、力を抜いて。妹尾のいいイメージがあったので思い切っていこうと。僕も打ちたいなぁと思っていたので。2ボールになったので思い切っていける、となって思い通り。打った瞬間入ったと思いました。
今季は野球を考えようという1年を過ごしています。ピッチャーの動画を見たり、準備を変えて挑んで、いい結果が出ています。
(前期は)あと8試合、ホームラン2本ではキリが悪いので5本まで打ちたいです。

妹尾克哉選手:

ヒットも長打も打てる打者を目指しています。しっかりと振れれば飛ぶ感覚はあります。
あの打席は初球を狙ってましたし、前の打席でヒットも打ててあっているなっていう感覚はありました。ここまでまあまあできてきているとは思いますが、まだその後の2打席で内容の薄い凡退をしてしまったので。
走攻守ぜんぶできる選手を目指しています。その中でも見てほしいのは足ですね。足は一番自信があります。

―高校ではホームランは打てていた?
はい。高校時代、通算19本打ちました。

西田真二監督:
妹尾が勢いづけてくれたね。高原も粘り強く投げて。打線も珍しいね、2者連続ホームランなんて。劣勢の中、打線もなんとなく打てるような雰囲気になってきたし。シーズンも終盤ですけれど、選手たちもいい内容を見せて自信をつけてくれれば楽しみも増えてくる。古川を久しぶりにマスク被らせて違った面が見れたかな。何かを掴んでほしいね。

江村将也コーチ:
全体的にはすごくいいピッチングだったんですけれど、ストライクを取り過ぎてヒットを打たれてしまう。キャッチャーと話をしながらメリハリのあるピッチングができるといいんだけれど。調子がいいだけに。
変化球でしっかりストライクが取れること、低めに投げていけば。特にカーブが終盤はよかったのでこれからもしっかり投げてほしい。

 

 

香川OG VS 高知FD 2017年度前期公式戦8回戦 香川 3勝5敗0分 前期通算 10勝13敗3分
 
高知FD 10
香川OG X 10

勝投手:高原(香川OG) 3勝1敗

セーブ:三木田(香川OG) 4敗2S

負投手:岡部(高知FD) 4勝2敗

本塁打:アンダーソン(高知FD) 4号、妹尾(香川OG) 1号、クリス(香川OG) 2号

 

 

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