【ゲームレポート】「スラムダンカー」ワッツ、東かがわ市民のドキモを抜く!
プレシーズンゲーム
高松ファイブアローズ68-81大阪エヴェッサ
@とらまるてぶくろ体育館 9月21日(日)
それは第2クウォーターに飛び出した。
今シーズン新加入のジャスティン=ワッツ選手は右サイドからゴール下へ切り込むと、力強く踏切り、ボースハンドダンクを叩きこんだ!
まさに「スラムダンク」

埋まった客席からの感嘆の声をあおるようなゴールへのぶら下がり。9月21日に来場した1, 000人を超える来場者はきっとこのシーンを忘れることはできないだろう。
得点もゴール下でのシュート8本をすべて沈めたBJパケット選手と並ぶ19得点。新戦力が見事に結果を出した。
日本人の新戦力としては、FAで鳴物入りの入団、薮内選手は3点にとどまったものの、2アシストを決め、チームへのフィットも問題なさそうだ。
期待の地元出身山下選手も、「今日の出場についてはすごく出来が良かった」と前田ヘッドコーチが褒めるように9分の出場の中でディフェンス、ボール回しにとデビュー2戦目とは思えない落ち着いたプレーぶり。この日は第1Qにネットを揺らし、高松での初得点を決めた。
オープニングの3Pを決めた菊池選手、2スチールを含むディフェンスでイイところを見せた鈴木選手。ターンオーバーが続き浮足立ったゲームのテンポを落ち着かせた喜多選手と既存選手たちもそれぞれ持ち味を発揮した。
(第1Q菊池選手のオープニング3Pが決まる)

ただ、故障で外国人選手2人しかいなかった大阪に敗れてしまったのはもったいない。大阪の編成が想定外であったのは確かだろう。だが、その少ない外国人選手の対応に振り回されたのは大きな課題といえそう。もっとやりたいバスケ像を提示する積極的なプレーが見たかった。
大阪に関しては、古巣復帰の今野、畠山は外国人選手にもさまざまな技を駆使して対抗、実力の高さを見せてきた。大阪新加入のドラードは203㎝と大柄ながらスピードがあり、ハンドリングやシュートタッチも悪くなさそうなのでマッチアップ次第で厄介な存在になりそうだ。
出場しなかった外国人選手2人、過去2回のリバウンド王など実績十分のハミルトン、213㎝の巨漢クレフトが復帰すれば単純に戦力アップとなるであろうし、日本人ではこの試合は途中で退いたが、ベテラン仲村も健在。戦力が揃えば強豪となってくるだろう。
Westernの2チームに対してプレシーズン連敗で突入することになってしまった高松だが、昨年までのフロアリーダー、ライオンズ選手がこの後ラインナップに加わる。薮内選手も昨季島根で平均9得点をあげており、成績は上がってくるだろう。前田HCは「課題がはっきりしたことがこの試合の収穫」と前を向く。
優勝候補ではないが、プレーオフ出場候補の一角、これが多少ひいき目ありで見た高松の見立て。
チームからのニュース、他チームの動向がファンの皆さんの期待と不安を膨らませていきながら、2014-15シーズンは、10月4日・5日、アウェー奈良で開幕する。

高松 VS 大阪
1Q 17 - 19
2Q 20 - 19
3Q 17 - 22
4Q 14 - 21
合計 68 - 81
(高松:ワッツ 19得点 3ブロックショット、パケット 19得点 2P8/8 100%、ソーントン 13得点 14リバウンド)
(大阪:ドラード 27得点 14リバウンド、畠山 19得点 6スチール)
(記事:うえみぞ)
