【プレビュー】5月6日、7日 B2リーグ最終節 香川ファイブアローズVS熊本ヴォルターズ ここに注目!(5月6日 香川ファイブアローズ)

2016-17 B2 LEAGUE 最終
香川ファイブアローズ VS 熊本ヴォルターズ
5月6日(土) 18時 ティップオフ
5月7日(日) 13時 ティップオフ
@高松市総合体育館

いよいよ迎えるBリーグ初年度最終節。
18勝40敗の香川ファイブアローズは西地区5位とB2全体15位が確定している。この2試合の意味付けは、20勝への挑戦と、開幕戦の相手熊本へきっちりと意趣返しをし、ホームブースターの前で勝てていなかった西の3強を倒してみせること。
しかし、対戦する熊本はB1昇格プレーオフへ向けて、広島を1ゲーム差で追う立場。広島はホームで愛媛と対戦することになっており、B2最後の見どころを演出するのは奇しくもファイブアローズ、愛媛の四国勢となっている。
広島が故障者を多数抱える愛媛に連敗することは考えづらく、恐らく1敗した時点で熊本はノーチャンス。必勝の信念で乗り込んでくるだろう。

〇香川ファイブアローズのここに注目!

さて、今季を振り返ってというところでジョー・ナヴァーロHCの指導を数字からおさらいしておきたい。
今季の得失点を見ていくと平均80.2失点はリーグワースト2位ながら、シュート1本2得点差以内に5チームおり、下位勢の中で必ずしも悪くはない。平均得点も74.6得点は12位である。
得失点で評価するのはバスケット界では乱暴ではある。しかしながら、強豪がひしめく西地区にいたことが成績を押し下げているものの、下位チームのなかでも健闘の部類に入る。
FG試投数では第3位、まずはこの数字が光る。スティール(全体4位)とオフェンスリバウンド(全体2位)を稼いで試投数を増やす、という方向性自体も数字として成果はでた。
サイズで劣るファイブアローズはディフェンスリバウンドが取れないだけでなく、スクリーンプレーの効きもよくなかったことを考えれば方向性の出し方として間違いではなかったと思う。
セットオフェンスで多くのフォーメーションを駆使する日本HCが多いなかで、「タプスコットが何とかする」というオフェンスプランはシンプルだったが、相手にとって実は簡単ではなかったはずだ。
「使えない武器を増やすより、普段使いの武器の精度を高めよ」は戦いの鉄則。
机上の理論を組み立てる参謀として、力量をアップさせる指導者として、また、勝負所の選手起用等勝負師としての評価は様々あるだろうが、ある素材を組み立てて形にするコンポーサー(作曲家)としては十分な力を見せた。

〇熊本ヴォルターズはこんなチーム

チームのキャプテン小林の故障からの復帰はチームに勢いをもたらさなかった。勝負の埒外にいる鹿児島戦を除き、ファイブアローズ、広島とそれぞれ1勝1敗。PIR(Performance Index Rating=プレーの評価基準の一つ)では鹿児島戦を除いてマイナスで完調には程遠い。例え精神的な支えとして無形の力があるとしても、単純にコート上の1/5が十全の働きができないのであれば勝敗に大きく関わってくる。
最後の最後、勝たなければ次がないこの瞬間に保田尭之HCは果たしてどのような決断をくだすのか?仮に、主将小林のパフォーマンスが上がってこなかったときどのようなドラマがそこにあるか、はこの2試合の底流になるだろう。
もちろん、小林以下皆が復調して完膚なきまでにファイブアローズを叩きのめす、というシナリオもあり得る。
”保田尭之の選択”に注目してほしい。

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ホーム最終戦という事で、2階席が無料開放されて多数の来場者が予想される。一方でその中にはB22位奪取を目指して応援に訪れる熊本ブースターも多数いるはずだ。
熊本には開幕節では、4,000人越えというB2でも屈指の動員のなかで客席に圧倒され敗れた。ホーム高松市総合体育館で声援の量、質で負けたとあっては悔しい。皆さんの後押しで選手たちが躍動するところが見たいと思う。
熊本と力の差はある。だが、絶対的なものではない。客席から選手までが近いバスケという競技、応援でひっくり返すことは可能だ。
ぜひとも、ふり絞った応援を!

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