【ニュース】ファイブアローズ熊本から初勝利!熊本アウェーで1勝1敗。(4月17日 香川ファイブアローズ)

2016-17B.LEAGUE2部 第27節第1試合
熊本ヴォルターズ 65-68 香川ファイブアローズ
@熊本県立総合体育館 4月15日(土)
2016-17B.LEAGUE2部 第27節第2試合
熊本ヴォルターズ 96-85 香川ファイブアローズ
@熊本県立総合体育館 4月16日(日)
(記事:上溝 真司)

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27節アウェーでの熊本戦は第1試合では守りあいを制し、第2試合では点の取り合いで届かずの1勝1敗。

第1試合、平均得点11点以上、1試合5アシストを誇るリーグ最良PGの一人、古野拓巳を封じ込めた。
ウォーレン、古野をロングシュートシチュエーションから打たせるスタート。以降激しいプレッシャーでパスミスを誘う。一方テンポよくキャッチ&シュートを放つファイブアローズ。溝口や大澤の3Pほか、タプスコットもロングへのチェックが甘いと見るや3Pを決めて21-13と8点差を付けた。
2Q、3Qはタフな守り合い。互いに得点が伸びないなか、3Qを坂東と前村の3Pが決まってしのぎ切る。
4Qは坂東の3P2本で8点差まで開くが、熊本がB2全体3位の意地を掛けたプレッシャーを掛けてくる。タプスコットの個人技で加点するファイブアローズだがじりじりと点差が縮む。残り2分17秒でついに60-60で同点、さらに1分41秒ジェームスのフリースローで逆転を許してしまう。
ここで、タプスコットが勝負強さを見せる。ミドルジャンパーを沈めて再び同点。ファイブアローズは最もフリースローを苦手とするジェームスで勝負させ、最後はファウルで止める緩い「ハック・ア・ジェームズ」を仕掛ける。が、ジェームスも決めて、タプスコットがゴールトゥゴールの電車道でお返し。64-65からの勝負プレーはまたもタプスコットの個人技。マークを受けながらのタフショットを沈めてリードを奪い返した。
続く熊本の攻撃では、熊本のエースウォーレンに対して2手先を読んだディフェンスで止め、シュートのリバウンド争いでファウルを貰う。フリースローを2本決めて68-65、エースのエースたる所以を見せつけた。
残り5秒、熊本の攻撃をしっかりと受け止め、熊本の3Pはリングに届かずに試合は決まった。

1試合目の流れを受けるディフェンスゲームかと思われた流れは、ファイブアローズの2Pが1/11と全く決まらない流れを受けて一変する。点差が開き出してからは3P、3Pの連打が目立つようになりオープンな攻め合いが続く。3Q終了までに25本の3Pを打って8本。成功率としてはほぼ合格点だが、ディフェンスが効かずに熊本にやられ過ぎた。54-81と27点もの差がついてしまった。
ワンサイドゲームと思われた流れを変え、最後に抵抗を見せたのが、17日愛媛との試合で立ち上がりの流れを作るなど最近とみに相性がいい、大澤・坂東のユニット。残り6分の坂東コートインでコンビを結成するとその時点で66-87と21点の差があったが、坂東が3Pを決めて、大澤も3P。残り3分7秒には大澤→坂東で3Pも決まり、一気に得点を伸ばした。坂東は取りも取ったり28得点、今季最多得点を大幅に伸ばした。3P成功率は57.1%に及び、圧倒的な存在感をみせた。ファイナルスコアは85-96、実力者揃いの熊本を相手に実に16点もの差を詰めた。

B2初年度も残り3節。来週はアウェーで広島ドラゴンフライズと、再来週にホームで島根スサノオマジック、最後はホームで熊本戦。この勢いを続けたいところだ。

熊 本   香 川
13 1Q
21
14 2Q 15
16 3Q 14
22 4Q 14
65 合計 68

(香川:タプスコット 29得点10リバウンド5アシスト、坂東 11得点、溝口 9得点 )

(熊本:ウォーレン 21得点16リバウンドFG7/19、ジェームズ 13得点、古野 11得点5アシスト6ターンオーバー )

熊 本   香 川
27 1Q
18
24 2Q 20
30 3Q 16
15 4Q 31
96 合計 85

(香川:坂東 28得点3P8/14、タプスコット 13得点8リバウンド6アシスト4スティール、大澤 10得点 )

(熊本:神原 23得点5アシスト3P6/10、中西 20得点、ジェームズ 20得点 )

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