【プレビュー】3月25日、26日 B2リーグ第24節 香川ファイブアローズVS広島ドラゴンフライズ ここに注目!(3月25日 香川ファイブアローズ)
2016-17 B2 LEAGUE 第24節
香川ファイブアローズ VS 広島ドラゴンフライズ
3月25日(土) 19時 ティップオフ
3月26日(日) 14時 ティップオフ
@観音寺市立総合体育館
B2全体1位の島根スサノオマジックを破るミラクルから1週間。選手も、ファンの方も興奮冷めやらぬ、という雰囲気が溢れる。ポイントは必ずしも「島根がシュートが決まらない日」という状態でなかったこと。そして、高田、近が出場しない状態であったこと。がっぷりと組み合って攻守に上回るパフォーマンスを見せた選手たちは大あっぱれだ。
交流戦を通じ高い勝率だったわけではないが少なからず得た白星が自信を持たせ、確かな成長があったことを証明した。
今週はB2全体2位の広島が相手となる。ジャイアントキリング再演、なるか?
〇香川ファイブアローズのここに注目!
島根に勝った試合で一時のスランプという状況を脱したようなのが、この日トップタイの20得点を挙げた坂東拓。動きの中でマークをはがすことに長けた選手、のはずが、暫くドリブルをついたあとの攻撃成功率が下がってしまっていた。しかし、2Qのロングスリーや、4Q中盤でのジャンパーなど、厳しい場面でドリブルからのシュートを決め、打てば入っていたころのシュートタッチが戻ってきた感がある。
スランプを経ても、3P成功率ですでにチームトップクラス(3/4のモーガンがトップ)であるとともに、もう一つ坂東の優れた点は体をうまく使ってファウルを貰えることと、そのフリースローを率よく決められること。フリースローの1試合平均得点で坂東はタプスコットに次ぐ2番目の成績。今や押しも押されもせぬ、オフェンスの日本人エースとなった。
〇広島ドラゴンフライズはこんなチーム
優れた日本人選手、優れた外国籍選手を揃え、個人の能力で圧倒するのが広島ドラゴンフライズの戦い方。
平均10点以上を上げているのが外国籍のラマート、ディロンの2人だけなのに対し、平均7点をクリアする選手が5人と誰でもどこからでも得点が稼げる。3P成功率2位の朝山、ゴール下にめっぽう強くFG成功率が6割を超えるエンダイ、ガードらしからぬ筋骨隆々の体格で押し込む鵤(いかるが)、2メートル100キロ超の巨人山田、と強力なラインナップ。
しかしながら、穴がないわけではないのが広島。朝山が居ながら平均レベルの3P成功率、エンダイ、山田が居ながら平均以下のリバウンド、鵤や山田のフリースロー成功率の低さ、4割を切るエンダイなど致命的ですらある。そういう僅かではあるが島根と比べれば緩い部分が交流戦で東京Zや青森と言った下位チームからの取りこぼしを生んでいる。
――――
では、広島が負ける試合の特徴は?とみていくと面白いデータがある。広島が負ける時、田中成也が活躍していない、というちょっとオカルティックな内容だ。広島の10敗中田中が今季平均以上(7.7点)を挙げたのは島根戦(広島の1勝3敗)2試合のみ。それ以外の負け8試合で田中は5点以下しか取れていない。元々波の大きな選手だが、誰かがダメでも他で得点を獲るという広島の中で、一番替えの効かないムードメーカーは実は田中、なのかもしれない。因みにファイブアローズは4試合中2試合で田中を2得点に抑え込んだ。
また、点の取り合いで勝ち負けに到達することができるのは島根くらいのもので、ほかの敗戦は例外なくロースコアゲーム。島根戦に続き、タフなディフェンスゲームを途切れることなく戦い抜く集中力が香川ファイブアローズには求められる。
