【プレビュー】3月11日、12日 B2リーグ第22節 香川ファイブアローズVS東京エクセレンス ここに注目!(3月10日 香川ファイブアローズ)

2016-17 B2 LEAGUE 第22
香川ファイブアローズ VS 東京エクセレンス
3月11日(土) 18時 ティップオフ
3月12日(日) 13時 ティップオフ
@高松市総合体育館

先週は山形から勝利を上げて1勝1敗。東地区3位からの勝利。対東地区の交流戦は終了し、6勝6敗の5割となった。群馬に連敗したが、その分岩手に連勝して取り返した格好。
強豪相手であっても勝利は挙げられる力が香川ファイブアローズにないわけではない。勝負所で相手より1点多く取れるか取れないか次第で勝ち数はもっと伸ばせたはずだ。
今週対戦するのは中地区4位の東京エクセレンス。対中地区では2点差で落とした信州戦や奈良戦の連敗が響き2勝8敗と大きく負け越した。因みに東京エクセレンスもここまで対西地区は2勝8敗。少しでも意趣返しを試みたいチーム同士の対戦となる。鹿児島と2試合続けてロースコアの接戦をしているあたり、力強さは感じられず、ファイブアローズにチャンスはある。

〇香川ファイブアローズのここに注目!

エースタプスコットが好調だ。4日の試合に18点どまりで20得点以上の連続記録は、5試合(B2リーグ記録タイ)で止まったが、5日の試合でそれを取り返す32得点の大爆発。7試合平均23.7もの得点を奪いチームをリードしている。リーディングスコアラー部門で現在2位、トップのリカート(茨城)まで0.3差まで迫っている。スティール部門でもリーグ2位、得点好調のこの7試合連続でスティール0もない。集中できているときのタプスコットはリーグ一の”アンストッパブル”な選手だ。
4日の試合では坂東が15得点で自己新を更新。但し、翌日の試合ではもらったフリースローを4本とも外してしまい接戦を演出してしまった。NBAのスコアラーを見ても3P&フリースローを得点源とする選手は多い。ファウルを貰う技術は高いように見受けられるので、フリースローラインでもう一段高い集中が見られればゲームを動かす点取り屋になってくる。

〇東京エクセレンスはこんなチーム

特定選手への得点依存度が高いチームだ。平均得点で見ると、10得点以上を記録するのはライアン・ステファン、ルーク・エヴァンス、飛田浩明、西山達哉の4名だが、それをのぞけば次は齋藤豊の平均5.4得点まで下がる。そして、もちろんFG成功率も悪い(4人以外はFG成功率4割以下)。外国籍選手依存度が高く、1,3Qが苦手なチームだ。
西山達哉はゲームコントロール力があり、172cmと小さいが2Pも3Pも確率が良く、優れたガード。B2でリカートに次ぐ好センター・ステファンとのコンビプレーは止めづらい。

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東京EXは良くも悪くも主力4人のチーム。4人を疲れさせたり、ファウルトラブルに追い込んだりといった形で思うようにプレーできない状況に追い込めば自ずと試合の行方はいい方向へ転がる。
勝負どころは4Qになる。3Qまでに「エクセレント・フォー」のうち半分以上を崩せていれば勝利は近い。
もちろん、そこまでに点差を離されてしまってはチャンスもなくなる。5日山形戦のように3Pやフリースローが入らないとファイブアローズは難しい試合を強いられる。

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