【ニュース】香川ファイブアローズ、タプスコットが32得点の活躍。山形ワイヴァンズを撃破!(3月6日 香川ファイブアローズ)
2016-17B.LEAGUE2部 第21節第1試合(3月4日開催)
山形ワイヴァンズ 77-69 香川ファイブアローズ
@山形し総合スポーツセンター
2016-17B.LEAGUE2部 第21節第2試合(3月5日開催)
山形ワイヴァンズ 66-68 香川ファイブアローズ
@山形市総合スポーツセンター
香川ファイブアローズは3月4日、5日とアウェーでパスラボ山形ワイヴァンズと対戦。1試合目は69-77で落としたが、2試合目を68-66で白星獲得。
連敗を4で止め、通算成績を12勝30敗とした。
4日の試合では終盤まで競りながら突き放されて敗れたが、この日は第4Q に鮮やかな逆転劇を見せた。
4Qスタート時点では45-54と9点ビハインド。
ここからの主役は不動のエース、タプスコットだ。ここまで3Qですでに16得点を上げていたが、まだまだエナジーを残していた。
ファウルを貰ってフリースローを1本決めると、ファイブアローズはこれでもかとタプスコットのオフェンスに賭けた。2P、3Pと決めて徳永のスティール&レイアップを挟んでファウルを貰ってフリースローで2点追加。フォーブスのフリースロー1点を加え、オフィシャルタイムアウトの段階までに56-59とワンポゼッション差まで追いつく。
タイムアウト明けでフォーブスのオフェンスリバウンド&ゴールで1点差に詰めると、焦って得意でないはずの3Pを放つ山形はオフェンスを連続失敗。残り3分13秒タプスコットが距離のあるタフショットをファウルを貰いながらねじ込んで逆転。フリースローも決めて2点リード。山形サンダース・フリソンが同点にするが、またもレイアップ&ファウルオンで3点プレー。更に得点を重ねて5点差とし、3Pを放ち続ける山形を抑え込んで逃げ切った。ファイナルスコアは68-66の2点差。山形が本来得手でないはずの3Pを連打する精神状態まで追い込んだ気持ちでの優位と、それで作った状況を守り切った守備の勝利は精神的な成長を感じさせた。
タプスコットは合計32得点、FG11/18本と脱帽の超活躍。14リバウンド中4Qでリバウンドを6本確保したフォーブスも力強かった。ニカ・ウィリアムズは短い時間だったが復帰を果たした。
しかしながら、2/25と決まらなかった3Pは問題。仮に20%の5本決まっていただけで9得点も上積みできていたわけで、違う試合となっていただろう。
第1試合では、前半を2点リードして折り返したが、後半に失速。坂東が後半だけで12得点を稼ぎだしたが、頼みの徳永とタプスコットが徹底マークにあって得点に絡めなかった。
しかし、10得点13リバウンドで山形の主戦場インサイドを互角に渡り合ったフォーブスなど、第2戦勝利へつながるベースはこの試合で見えていた。
来週はホーム高松市総合体育館に中地区4位の東京エクセレンスを迎える。交流戦はこれが最終節となり、以降はまた強豪ぞろい西地区の戦いに戻る。
ここで連勝すれば何とか勝率3割まで届く。この勢いを継続して行きたいところだ。
3月4日(土)
山 形 | 香 川 | |
17 | 1Q |
19 |
21 | 2Q | 21 |
18 | 3Q | 14 |
21 | 4Q | 15 |
77 | 合計 | 69 |
(香川:タプスコット 18得点8リバウンド、坂東 15得点FG6/9、フォーブス 10得点13リバウンド3ブロックショット )
(山形:村上 14得点4アシスト、サンダーズ・フリソン 11得点、ハミルトン 10得点9リバウンド3アシスト )
3月5日(日)
山 形 | 香 川 | |
14 | 1Q |
13 |
19 | 2Q | 18 |
21 | 3Q | 14 |
12 | 4Q | 23 |
66 | 合計 | 68 |
(香川:タプスコット 32得点9リバウンド、フォーブス 7得点14リバウンド、近 9得点 )
(山形:サンダース・フリソン 12得点12リバウンド 伊澤 12得点、高橋 10得点3アシスト )
本当に3ポイントシュートが入らない。ノーマークでも入らない。観戦するのが辛い。次の試合ではプロとしての意地を見せて欲しい。