【ニュース】3Qの差が試合を決める。正念場のファイブアローズ、試合トータルのマネジメントを。(2月5日 香川ファイブアローズ)

2016-17B.LEAGUE2部 第17節第1試合
西宮ストークス 87-68 香川ファイブアローズ
@西宮市立中央体育館 2月4日(土)
(記事:上溝 真司)

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香川ファイブアローズはアウェーで17節第1試合を中地区2位の西宮ストークスと対戦し、68-87のスコアで敗れた。
4連敗で通算成績は10勝23敗、西地区5位は変わらない。

勝負のポイントは3Qにあった。
前半を34-36とフォーブスが4得点4リバウンド2ブロックの活躍を見せ、4点ビハインドで終えた香川ファイブアローズだったのだが・・。
しかし、テンポが上がった第3Qで西宮について行くことができなかった。
西宮にミドルでポンポンと得点を許すと、ターンオーバーからのレイアップ、外国籍選手のローポストプレー、さらにはセンターサークル近辺からのロングドライブ・レイアップとオフェンスのパターン練習をするかのような多彩な西宮の連続攻撃に対してなかなか抵抗ができなかった。
ファイブアローズの攻撃はせっかくシュートへのファウルを貰っても、フリースローが3/8本と入らず波に乗れない。坂東が意地で距離のあるスリーを2本取り返して18-27の1ケタ差に逃れるのが精いっぱい。ここで付いた差が結局試合を決めた。
4Qにもファウルを貰ってフリースローの機会はたくさんあったが、ここでも2/10本と決まらず。期待を受けて10分フル出場した坂東だったが、厳しいマークの中で3Pは1/4本に留まり、追い上げムードが出来上がることはなかった。

3Q以外は必ずしも劣勢と言えない試合だったが、西宮の倍以上25本を放ちながら8本にどどまったフリースロー(なんとこの試合3P、2Pよりも低い成功率!)はもちろんフリーでのFG決定率や、一つ一つのディフェンス、プレーのディテールが西宮には届かなかった。
3Qに我慢して得点を伸ばさせず、接近した試合となっていれば違う展開もあったかもしれないが、そこが上位チームとの差、ということ。
試合を通じて安定した力を出せるよう一つ一つ差を埋めていくしかない。

徳永は思い切りよく3Pを放ち、2本をヒット。FG成功率5割を超え、10得点を挙げた。
坂東は2試合連続で2けた得点。平均得点は9点に届き、タプスコットに次ぐチーム2位、そして評判通り日本人エースと言える場所までやってきた。
今後はファイブアローズの得点源として激しいマークがついてくるであろうし、その中でも力を発揮できるとなればチームとしても選手としても一段上に成れる。

今日2月5日も西宮と対戦。差を見せられはしたが、ディフェンスの代償としてファウルはたくさんさせることができた。終盤まで競って、西宮をファウルトラブルに追い込めることができるようなら、この差は逆転可能。
まずは、オフェンス、ディフェンスとも我慢して点差を離させないよう。軽いプレーは禁物だ。

西 宮   香 川
19 1Q
13
19 2Q 21
27 3Q 18
22 4Q 16
87 合計 68

(香川:タプスコット 12得点6アシスト、坂東 11得点、徳永 10得点 )

(西宮:谷 16得点、バーンズ 13得点、ヴァンデンバーグ 12得点10リバウンド )

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